今日は歴史に代わり、古文についての話をしたいと思います。

 

 

学生時代に4年間、卒業して教職を2年経て、現在は講師に戻り1年

トータルで7年間教育に携わってきました。

 

 

どこででも聞かれるのが「歴史と古文ってなんで勉強するの?」「昔の事なんていらないじゃん」と・・・・

 

確かにそうかもしれません。

でも歴史は過去から学ぶ学習なのかもしれません。

 

例えば:「戦争」を知る人は少ない。でも写真や戦死者、その当時の人たちの願いを学習によって知ることができます。

 

「浜口雄幸」という偉大なる首相がいたことを学ぶ。今に活かせる知識を得られるかもしれない。

 

歴史は昔の人々の知識や願い、現実を知り、学ぶことができる科目だとわたしは思っています。

 

 

 

古文の楽しさは昔の人々の感性は現代の人たちと変わらないという「気づき」だと思うのです。

「花見」は今から1000年ほど前から楽しまれていたこと、人目を忍んで恋愛を楽しむところ(人前でイチャイチャする人もいますが(笑))など、現在の人と近しい所があるんです。

 

また、俳句は17音で、和歌は31音で自分の感動を伝える。

17音は定型詩としては世界で最も短いんですよ

 

 

 

 

さてさて本題です

今日は古文の楽しさを知ってほしいということで、平安美人について書いていきます。

 

平安美人の特徴は・・・

1.髪が黒く長いこと

2.色白であること

3.顔がしもぶくれであること(栄養失調)

4.化粧をしていること

 

化粧は、眉をすべて抜き、眉墨で眉を書く

お歯黒にするなど

(お歯黒は江戸時代では既婚者の証ですが、平安はお化粧です)

 

 

 

はい、これを絵にするとこんな感じです

作:よしよし

 

大学生の時めっっっっちゃ頑張りました。

中学時代の時の美術2なのに

 

 

 

当時の貴族の女性は家族といえど男性の前には姿を現さないという習慣がありました

そのため、男性は、「垣間見」といわれる覗き行為によって、かわいい子を物色していたとされています。

 

「垣間見」の様子はかぐや姫のもとである「竹取物語」でも書かれています。

 

 

 

 

 

 

文化は1000年という時間のなかで移り変わっています

現代の文化(流行り)はすごい速さで変わっていますよね。

言葉の美しさや文化の変遷に触れる・・・そんな風に捉えて古文を学んでみませんか?

 

 

 

 

本日もありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

堤中納言物語:『虫めづる姫君』もとても面白いですよ

自分が「良い」と思うものを周りに何と言われようと貫こうとするお姫様のお話です

私も大好きです。すごくセリフが深いんです!!