今日は中学生への現代文とくに、説明的文章を指導する際、また学習を自分で進めていくときのチェックポイントを紹介します。
「現代文ってどうやって勉強するんだろう」や「国語ってどうやって教えるのだろう」と悩んでいる方のヒントになるかと思います。
では、下の写真に沿って説明をしていきます
若干ことなりますが印刷用にお使いください
ごめんなさい、途中までしか作ってない資料が紛れてました笑
まずは、「具体と抽象」について
この2つは現代文を読む上で切り離すことができません。
抽象は一言でいえば”ざっくり”したもの
具体は”詳しくしたもの”
例))朝ごはんを食べた←これは中身が分からないから抽象的
朝ごはんに目玉焼きとウインナーを食べた←これは具体的
ここで大事なのは、読み取るべき情報が”どちら”なのかということ
「目玉焼きとウインナー」が大事なのか、「朝ごはんを食べた」ことが大事なのかということです
大事なのは抽象です。こちらが問題の答えになってくるのです!
次に「接続語」です。
特に逆説表現に必ず印をつけるようにしましょう
わたしは「しかし」「~だけでなく」「~とはいっても」「~だが」に”▽”をつけて”ここから流れが変わるぞ”という注意にしていました。
例))お腹がすいた。だからメロンパンを食べる←自然な流れです
お腹がすいた。だが、メロンパンを食べない。←不自然を生みます
このように逆説表現は前後の文脈を変えてしまう恐れがあります。
そのため印をつけておくのが良いでしょう。
さいごに「線を引くポイント」です。
みなさんもおそらく学校や塾の先生に「文に線を引こうね」と言われたことがあると思いますが、具体的に「○○みたいなところにひこうね」と指導された経験はないのでは?
そのあたりを解説します。
選を引くことを一言でいえば「セーブポイント」の働きです。
現代文で出てくる文章全てを暗記することは不可能です。
だからこそ、線を引いて「どこかで見たぞ・読んだぞ」といった既視感をつくることが大事なのです。制限時間がある中での既視感とはとても重要なのです。
さてさて、このように現代文は考えていきます。
こちらは中学生に限らず、高校生にも使える知識ですのでご活用ください。
レベル1・2・3・4・5と分かれているのは、
いきなりすべてに線を引いてみるのは難しいです。なので前のレベルが出来るようになったら次のレベルに進んでみましょう
みなさまの学習のお役に立ちますように
こちらは書いた内容をスマートフォンに保存できるものです
学習にも役立てますね