健康ネタも続きすぎるとどうかと思うので・・・
久しぶりに修理ネタ!
今回はエレキギターカスタムに対して、メーカーサイドから提示された
方向性の一つとも言えるナンチャラカンチャラ・・・・・・
舌噛みそう・・・
何を言いたいのかというと、今まではエレキギターのカスタムというのは
夜中に薄暗い部屋、ヘッドホンで大音量で音楽を聴きながら、
半田ごて片手に試行錯誤しながら、火傷しながら、
周りの音が聞こえないから急に背後が気になって振り向きながら
完成した時の事を想像してニヤニヤしながら・・・
行う儀式的なものだったのです!
上記は多くの人が共感してくれると思うのですが・・
どうやらいつの間にかそんな時代は終わりかけている様です
と、いうのも先日持ち込まれたエレキギターのピックアップ交換修理。
そこで私は時代の流れに取り残されていた事を思い知らされました!
昔から進化していないエレキのキャビティ内・・・安心しますね。
(配線されている様に見せかけて実はボリュームとトーンは分断されております・・・)
交換パーツが次々とバラされていきます。
ここでザックワイルドの大将が登場!
EMGのザックワイルド シグネチャーモデルなんですが・・・
ポットがやけにメカメカしい?
真ん中の部品は何?(汗)
そんな疑問をよそに旧パーツの分解は進んでいきます
ぽっかり空いた空間に新しいポット/PUを組付けていくのですが・・・
半田じゃ無いッス!
コネクター使ってるっス!
何この進化っぷり!
最近ではEMGの結線はコネクターになっているんですね(汗)
(調べたらかなり前からPU根元はコネクタに切り換っていた様ですね)
上の画像はPUとV/Tをそれぞれ結線してどの様に取り廻したら
バッテリーがスムーズに収納出来るか検証してます。
あーでもないこーでもないと思案してこの様に
その他、ペグも新品に交換して
トグルスイッチの配線もやり直します。
(切れてるし、ちとハンダが汚い・・・)
そうして王道のEMG85/81インストール完了です!
いやぁユーザーフレンドリーという点では素晴らしいアプローチですね!!
「電気関係は苦手・・・」
「ギターの内部を開けた事無い」
そういう方でも説明書を熟読すれば組み上げれる確率は今までよりも
飛躍的に上がってますね。
画像取り忘れましたけどジャック部分も全てコネクターでした!
まるでプラモデルを作成している感覚。
ただ、ピックアップの新旧混在や、サーキットを組み替えたい!等
よりディープな要望にはやはり昔ながらのハンダ作業が必要ですね。
長生きすると色んな物を見れますね~
面白かった~