![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/b9/9c/j/o0540096013500500206.jpg?caw=800)
【上田城】の記事でご紹介しましたが、
「第二次上田合戦」で西軍についた、
真田昌幸と幸村は徳川軍を見事に撃退しました!
が、
結果的に西軍が敗れてしまったので、
昌幸さんと幸村さんは、
紀州九度山(和歌山県九度山町)に蟄居を命じられて、
世間を離れてひっそりと暮らすことになってしまいます。
その住んでいたと言われる場所が、
現在も残っています!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/e2/24/j/o0540096013500500236.jpg?caw=800)
通称「真田庵」!
現在は、
「善名称院」という尼寺になっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/d7/46/j/o0800045013500500267.jpg?caw=800)
門や屋根に使われている瓦には、
真田家の家紋である、
「六文銭」と「結び雁金(かりがね)」が!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/24/eb/j/o0540096013500500298.jpg?caw=800)
真田家と言うと、
三途の川の渡し金を表す、
六文銭が有名ですが、
「良い報せを運んでくる」と信じられて縁起の良い、
雁の家紋も使用していました。
おや?この家紋、、、
「関ヶ原の戦い」→「九度山」→「大坂の陣」
の約15年間の幸村さんの境遇を、
偶然にも表しているではありませんか!
和歌山駅から1時間半ほどかかり、
高野山の麓に位置する九度山。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/5d/c4/j/o0800045013500500330.jpg?caw=800)
のどかで健やかな良い場所ですが、
天下人の豊臣秀吉の下で働き、
天下の名城・大坂城に住んだ武人の幸村さんにとって、
「ワンチャンあれば、大暴れしたい」
と思わせる場所でもあったのではないかと思います。
そんな時に起きたのが「大坂の陣」!
豊臣家からの大坂城入城の話は、
幸村さんにとって、
まさに良い報せだったに違いありません!
そして、
三途の川をいつ渡っても悔いはない戦い方で、
古今にないような武功を挙げたというわけなわですね!
そんなことを一人考えながら歩く九度山。
楽しすぎる。
幸村さんと共に、
父の昌幸さんもこの地に住んでいたそうなんですが、
残念ながら、
「大坂の陣」の3年前に亡くなっています。
真田庵には、
昌幸さんの墓が建てられています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/04/1e/j/o0540096013500500359.jpg?caw=800)
個人的には、
真田と言うと昌幸さんが好きでして、
「幸村・隠棲の地」というより、
「昌幸・最期の地」というところに、
一番グッと来ました!
とは言え、
やはり幸村さんは大人気のヒーロー!
境内には、
こんな井戸もあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/c8/67/j/o0540096013500500387.jpg?caw=800)
その名も「雷封じの井」!
何でも、
幸村さんがこの屋敷に落ちてきた雷を捕まえて、
この井戸に閉じ込めて、
九度山を救ったんだそうです。
幸村さん、スゴすぎ!(笑)
私のもう一つの趣味であるポケモンで言うと、
特性「ひらいしん」ですね。
この伝承の真偽は置いておいて、
幸村さんが愛されていたことがわかります!
さらに、
真田庵に向かう途中には、
こんなものもあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/b0/38/j/o0540096013500500410.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/a3/5f/j/o0540096013500500423.jpg?caw=800)
こちらの名前は「真田古墳」!
え?真田の古墳?
昌幸さんか幸村さんを埋葬したもの?
いえいえ、違います。
こちらは、
戦国時代から約1000年前に造られた、
6世紀頃の古墳時代後期の横穴式石室です。
なぜ真田と名がついているかと言うと、
「大坂城への真田の抜け穴」だという、
都市伝説が生まれたからでした!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/d9/08/j/o0540096013500500432.jpg?caw=800)
実際の長さは約3mだそうなので、
もちろん抜け穴ではないのですが、
これまた、
江戸時代からの幸村人気を感じ取れる遺跡です!
さて、
真田庵を訪れる際に是非寄りたいのは、
こちらのお店です!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/56/21/j/o0540096013500500444.jpg?caw=800)
「そば処 幸村庵」です!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/89/fb/j/o0540096013500500460.jpg?caw=800)
こちらは、
真田の発祥の里である、
長野県上田市で修行を積んだご主人が、
お蕎麦を打っている、
真田ゆかりの絶品お蕎麦屋さんなんです!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/17/fa/j/o0800045013500500478.jpg?caw=800)
どうですかー!
美味しそ過ぎるでしょー!!!
もちろん美味しそ過ぎましたーー!!!!
私が頼んだのは「幸村御膳」!
お蕎麦以外にも、
九度山の名産である柿や、
高野豆腐、柿の葉寿司などが付いてくる、
贅沢な御膳です!
その他にも、
「大助(幸村の息子)御膳」、
「佐助御膳」「才蔵御膳」などがあり、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/d4/5b/j/o0540096013500500500.jpg?caw=800)
店内には、
厳めしい甲冑が展示してあります!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/17/yoshiteru-hasegawa/6d/55/j/o0540096013500500507.jpg?caw=800)
平日の昼に訪れたのですが、
店内はかなりの大繁盛!
ランチタイムから少し時間をずらして行くと、
良いかと思います~。
また、来年以降に、
再び九度山へ訪れた時に楽しみなのがコチラ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/18/yoshiteru-hasegawa/2c/25/j/o0540096013500509359.jpg?caw=800)
何の工事現場かと言うと、、、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/18/yoshiteru-hasegawa/dd/b1/j/o0540096013500509382.jpg?caw=800)
「真田ミュージアム」です!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/18/yoshiteru-hasegawa/f3/34/j/o0540096013500509400.jpg?caw=800)
こんな感じで完成するみたいなんですが、
どういったものが展示されるのか、
非常に楽しみです!
大河ドラマ「真田丸」だと、
おそらく中盤以降に登場すると思われる、
幸村ワンチャン待ちの地・紀州九度山!
史跡巡りプランで言うと、
和歌山城→九度山→高野山
なんかがオススメです!
ぜひ訪れてみてくださいませ~~。
またね。