逸話を持つお城は数々ありますが、

「日本100名城」の1つに数えられる山形城も、

例外ではありません!


山形城の別名は「霞城(かじょう)」!


お城に霞がかかり敵軍から見えなくなった、

ことに由来するそうです!


何ともドラマチック!


ちなみに、

その敵軍とは上杉家のことで、

率いていたのは、

先年の大河ドラマの主人公にもなった、

上杉家の執政・直江兼続(なおえかねつぐ)でした。


そのため、

霞城の名付け親は、

兼続だとも言われております。


さて、

その時の山形城主はというと、

「羽州の狐」とも称される戦国大名、

最上義光(もがみよしあき)でした!



キャー!!


この銅像、マジでカッコいい!!!


私が思う、

「イケてる銅像ランキング ベスト3」に、

ランクインしてくる作品です!


あとは、

今治城の藤堂高虎像と、

伊集院駅前の島津義弘像かな~!


すぐに思い出せないだけで、

他にもありそうですが。


ちなみに、

最上義光は伊達政宗の伯父にあたる人物で、

どちらかと言えば陰謀術数を用いた、

ダークなイメージが強いお方ですが、

「北の関ヶ原」と言われる、

直江兼続との「長谷堂城の戦い」で、

武功を挙げたことから、

57万石の全国屈指の大大名になった、

猛将であり知将の文武両道の御仁です!


さて、

山形城の見所というと、

丁寧に復元された門が挙げられます!


二の丸東大手門や、



本丸一文字門は、



思わずシャッターを切りまくってしまいます!


そして、

意外だったのですが、

山形城は石垣の勉強に最適でした!





現存している石垣も、

もちろん勉強になりますが、

それ以外のところでも学べるんです!


それがコチラ!







何と、

石垣の採石から加工、石積のプロセスが、

わかるように展示されているんです!


さらに、

「これオレの石垣だよ」のマークである、

刻印や朱書きなどについても、

キチンと知ることができます!









そんな山形城は、

現在、絶賛発掘調査中!



10年前後の月日を掛けて、

発掘調査の後、

本丸の復元工事を行うそうです!


山形城には、

大きな天守などはなかったのですが、

本丸には立派な御殿が建っていました。


復元図はこんな感じ!



お~、良いじゃないですか~!


あと10年したら、39歳!


アラフォーの楽しみが出来ました~。


皆さんもお楽しみに~。





またね。