始めにお知らせです。


この度、幕末維新サイト『黒船社中』で連載が始まりましたー。


その名も「幕末タレント名鑑」!


幕末の人物をご紹介します。


史実の羅列で難しく長くなってしまいがちな歴史の人物紹介・・・。


なかなかその悩みは抜け出せませんが、

「(電車に乗って)隣駅までの3分で読めて簡単にわかる!」、

というのを意識してまとめております。


ルビがうまく変換できなかったようで、

少々読みづらくなっている箇所もありますが、

その内、直ると思いますんで、お許しを~。


では「歴人誕占い」もいきます!





☆3月17日生まれ☆

「思いやりがあり何事にも労を惜しまない立花道雪タイプ!批判的で1つの考えに固執しがちな一面も?」

■長所
見栄を張らない、思慮深い、計画をたてるのがうまい、優れたビジネスセンスがある、1人で考えることができる、労を惜しまない

■短所
頑固なところがある、いい加減、気分屋、1つの考えに固執する、批判的、疑い深い

(参考図書:「誕生日大全」主婦の友社)

■3/17生まれの歴史上の人物
【立花道雪(たちばなどうせつ)】(旧暦・永正10年3月17日=新暦・1513年4月22日))

戦国の雷神様・道雪さん!
スゴイ眼力!!
豊後(ぶんご=大分県)を中心に九州に勢力を張った大友家の重臣です。
ニックネームは「雷神(らいじん)」!
道雪さんは若い頃に落雷にあったそうなのですが、何とその時に、雷の中にいた雷神を見つけて斬り倒したそうなんです。
そして、斬った刀を「雷切(らいきり)」と呼び、道雪さんは「雷神」と恐れられました!
その代わりに道雪さんは足が不自由になってしまい、戦いの際は輿(こし)に乗って参戦しました。
本物の雷神はビックリしたでしょうね。
いつも通り、雷の中に入って雷を落としたら、グイグイ雷の中に入ってくるスゴイ眼力のやつがいて、さらに斬られるなんて・・・!
お気持ちお察しします。
道雪さんは、一般的にあまり有名ではないですが、落日の大友家を裏切ることなく最後まで戦い続けた、まさに義の武将なんです。
そして、私の中で「上司にしたい戦国武将 第1位」!
道雪さんは常々こんなことを言っていたそうなんです。
「弱い兵卒などいない。いるとすればそれは大将の責任である」
しびれるー!
さらに、なかなか戦で手柄が立てられない家臣には、
「戦は運、不運が絡むもの。お前の頑張りは私がよく知っている。手柄を立てようと焦って討ち死にするのは不忠である。お前達がいるからこそ私も安心して戦場に出られるのだ」、
と声をかけたとか!
道雪さんの胸に飛び込まずにいられようか!(いや、いられない)
さらに、飲み会で粗相をした家臣がいた時に、、
「今、私の部下が失礼をしたが、この者は戦場では何人分もの働きをする。特に槍の扱いなどは当家一であろう」
と客人にすぐに話し部下に恥をかかせなかったとか!
オレ・・・、道雪さんだったら良いと思ってます!!
何がって、それは時は戦国時代ですから!(そういうことです)
そんな家臣への“思いやり”が強い道雪さん。
主君の「大友宗麟(おおともそうりん)」には手厳しいお方でした。
・負け戦をした宗麟の無能ぶりを手紙で、お説教。
・お酒や女におぼれにおぼれていた宗麟をウソの宴会で呼び出し、お説教。
・宗麟がイタズラでけしかけてきた猿を鉄扇で叩き殺して、お説教。
手厳しい!!!
猿に関しては叩き殺さなくても・・・(笑)
宗麟にとっては、目の上のたんこぶだったに違いない。
周りには流されず主君にお構いなしに諫言(かんげん=上司に説教)できたのは、“思慮深く”“1人で考えることができ”“批判的な”道雪さんだからこそです。
裏切りが当然のように起きていた戦国時代で落ち目であった大友家に最後まで尽くしたところは“頑固”で“1つの考え方に固執し”“何事にも労を惜しまない”性格の表れでしょう!
戦国ファンに根強い人気を誇る道雪さん。
きっと「こんな上司がいたらイイな~♡」と思う人が多いんでしょうね!






またね。