今年の大河ドラマも、

主人公の黒田官兵衛に信長や秀吉がガッツリ絡んできて、

ますます面白くなってきましたね~。




☆3月4日生まれ☆

「堅実で洞察力に優れた島津義久タイプ!愛情を表に出さずお金に細かい一面も?」

■長所
自制心、勤勉、職人肌、実利的、疑わない、几帳面

■短所
情緒不安定、無口、めんどくさがり、高圧的、怒りっぽい

(参考図書:「誕生日大全」主婦の友社)

■3/3生まれの歴史上の人物
【島津義久(しまづよしひさ)】(1533年)

出ました!薩摩(鹿児島県)の戦国武将、島津四兄弟の地味な長男・義久兄ちゃん!
一般的には「あー、島津はちょっと聞いたことあるけど・・・、ヨシヒサ?」でしょう。
そして、歴史好きでも「ヨシヒサ?義弘(よしひろ)じゃなくて?」という塩梅です。
「関ヶ原の戦い」で敵中突破をした「義弘」は、「義久」の実の弟!
さらに、「義弘」は「朝鮮出兵」でも大活躍して一躍名を馳せて、戦国時代から現代にかけてまで有名な武将です。
危ない危ない・・・。
弟の「義弘」さんに対するスイッチが入りかけていました。
今日は「義久」兄ちゃんの誕生日!義久兄ちゃんが主役です!
地味地味言われていますが、戦国武将の中でも屈指の実力を持っていたんです。
戦国時代は「九州三国志」だったと言われるように、九州では「島津家」「大友家」「龍造寺家」の三つ巴状態でした。
そんな均衡した九州をぶち壊したのが、義久お兄ちゃん!
「耳川(みみかわ)の戦い」で「大友家」を粉砕し、「沖田畷(おきたなわて)の戦い」で「龍造寺家」を粉砕し、九州を統一する寸前までたどり着きました。
しかし、そこで登場するのが、ラスボス・豊臣秀吉。
圧倒的な秀吉軍の勢力に奮戦空しく島津家は降伏するに至ります。
義久兄ちゃんは頭を剃って出家し秀吉と会見します。
秀吉は、その義久兄ちゃんの命を賭けて国と家を守る姿勢や、義久兄ちゃん率いる島津家の実力に感服し、義久兄ちゃんは赦免、島津家の領地は2か国+αを安堵されることになりました。
ちょっと回りくどくなりましたが、簡単に言うと「大々的に歯向かったのに、許されて雇われた」ということです。
これも義久兄ちゃんの武将としての才能が優れていたから!と地味な側の人間の一人として大きく主張したいです。
弟の陰に隠れて、実はスゴイ義久兄ちゃん!
まさに“勤勉”で“職人肌”!
憎き敵である秀吉に歯向かい続けることを良しとせず降伏をしたあたりは“自制心”が利き“実利的”な一面でしょうか。
合戦に臨む時に、やたらとクジを引きたがってその結果に頼ったところは“情緒不安定”だから?
しかしそれも“堅実”な義久兄ちゃんの良いところともとれます。
私は「島津義久」の様に地味でマイナーだけど実力のある武将が大好きで、他に「真田信之(=真田幸村の兄)」や「毛利隆元(=「毛利の両川」吉川元春・小早川隆景の兄)」なんかも大好きです。
以前に作家として参加させていただいた『TV・局中法度!』という歴史エンタメ番組のコントで、この三人が座談会をするというものを書いたのですが、無事お蔵入りとなりました。(笑)
義久兄ちゃん、ゴメンねー!






またね。