「私の誕生日まで続けてください!」と言ってくださる方がいるので、

歴史誕生日占い、継続してやっていきます!


誕生日のお友達や先輩後輩があったら、

是非このブログを口コミしていただければと思います。


では今日も行きましょう。




☆2月17日生まれ☆

「合理的で思いやりと決断力のある森鴎外タイプ!いつも冷めていて頑固な一面も・・・?」

■長所
注意深い、ビジネスセンス、努力家、几帳面、研究者、科学的

■短所
不注意、気まぐれ、器が小さい、難癖つけがち、心配性、疑い深い

(参考図書:「誕生日大全」主婦の友社)

■2/17生まれの歴史上の人物
【森鴎外(もりおうがい)】(1862年)

一度は名前を聞いたことがあるでしょうか。
明治時代の文豪として有名な鴎外先生です。
小説家のイメージが強いんですが、実は元々の出は「軍医」だったそう。
戦場にも足を運ぶお医者さんのことです。
日本の学校で医学を学び、ドイツへ約4年間留学しに行きました。
帰国した鴎外先生は執筆業も本格的に始め、数々の小説を発表しました。
その中でも、留学の時のドイツ人女性との恋愛をもとに書かれたのが「舞姫」!
約1ヵ月の燃えるような恋愛だったそうよ~。
本業のお医者さんの方もおろそかにすることはなく、何と軍医のトップにまで登り詰めます。
まさに二足の草鞋!
医業も文筆業も近代日本屈指となったわけです。
理系も文系もお構いなし!
そんな鴎外先生の遺言は「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」=「私は石見(いわみ=現在の島根県西部)の人、森林太郎(りんたろう=本名)として死にたい」だったそう。
その遺言が守られ、墓には一切の勲章や経歴は記されず、ただ単に「森林太郎ノ墓」と記されています。
鴎外先生、カッコいい!
ところで、「森」という名字に対して名前に「林」を入れるとは・・・。
ポケモンだったら絶対くさタイプだ。
さて、鴎外先生はまさに“合理的”で“化学的”で“努力家”な“研究者”!
細菌学を勉強して何でも加熱しないと食べられなくなってしまったあたりは“几帳面”で“疑い深い”一面?
そのくせ風呂嫌いというのは“気まぐれ”すぎです鴎外先生!
ちなみに、鴎外先生の子供たちは今でいうキラキラネーム(個性的な名前)なんです。
長男「於菟(おと/Otto)」、長女「茉莉(まり)」、次女「杏奴(あんぬ)」、次男「不律(ふりつ/Fritz)」、三男「類(るい)」!
そしてお孫さんは「真章(まくす/Max)」、「富(とむ)」、「礼於(れお)」、「樊須(はんす)」、「常治(じょうじ)」、「𣝣(じゃく/Jacques)」!
オット!ハンス!!ジャック!!!
担任の先生、お疲れ様でした!
しかしこの名前、つけられた理由はきちんとあります。
鴎外先生がドイツ留学に行った時に「林太郎」という名前をきちんと呼んでもらえなかったそうで、そのことをだいぶコンプレックスとして抱えていたようです。
「子どもや孫にはそんな思いをしてほしくない!」という一心で名づけられたそうです。
でも今度は、日本できちんと呼んでもらえなくなったんじゃ・・・(笑)
鴎外先生、ちょっと“心配性”すぎる?
ちなみに皆さんお医者さんや教授や作家などになって、鴎外先生の意思をしっかりと受け継いでいます。
そこまで立派に育つとは、森鴎外も、よそぉ~がい?
・・・・・・。
私、一足の草鞋も履けてない!





またね。