この企画、1年続けるのが目標です。


まあ、自分の勉強にもなるし頑張るぞ~。





☆2月11日生まれ☆

「強い信念で時代を先取りする伊能忠敬タイプ!わがままで素直になれないことも・・・?」

■長所
集中力、情熱的、直感力、知的、芸術的センス、奉仕精神、癒し系、気さく

■短所
劣等感、目標がない、感情的、傷つきやすい、自己中、はっきりしない、いばっている

(参考図書:「誕生日大全」主婦の友社)

■2/11生まれの歴史上の人物
【伊能忠敬(いのうただたか)】(1745年)

一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
「ただたか」って読みづらいから「ちゅうけい」さんとも言うそう。
ちゅーけい先生は何をやった人かと言いますと、17年の月日をかけて「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」という日本地図を完成させた人です。。
この地図は日本初の正確な日本地図で、当時の世界最高レベルのものでした。
歩いて距離を測ることもあったため、忠敬の一歩の幅はいつも一緒で、約69cmだったそう。
観測のために日本中を歩き回り、生涯で歩いた距離は何と約4万kmとも。
これは何と地球一周分!
ほぇ~。
何より驚くのは、地図の勉強を始めて観測し始めたのは何とオーバー50になってからだということ!
50歳を超えてから、20も年下の学者に弟子入りして勉強を始めたんです。
そして、観測を始めたのは56歳!
そこから10度に渡る測量を続け、地球1周分を歩いたそう。
山本昌(中日ドラゴンズ)もビックリなわけです。
残念ながら日本地図が完成する前に73歳で亡くなってしまうのですが、弟子が事業を引き継ぎ無事完成しました。
その完成度は当時の技術の最先端を行っていた欧米人も「( ゚Д゚)!」だったようで、現在の地図と重ね合わせてもほぼ一致します!
オランダ人医師のシーボルトはこの写しを持って帰ろうとして大問題になりました。
「シーボルト事件」で高校の教科書にちょこっと出てくるはず。
ちゅーけい先生の死後30年ちょっとして、あのペリーが来るわけですが、この地図を見て「( ゚Д゚)!」となったそうです。
その後にはイギリスがこの地図を手に入れたそうでこちらも「( ゚Д゚)!」となったそう。
欧米の国々は「野蛮な国どころが、文化が熟成している国だ」として日本の評価を改め、交渉にあたったようです。
ちゅーけい先生の地図がなければ今の日本は違ったカタチになっていたかも・・・?
さんきゅー、ちゅーけーせんせー!
そんな先生の“集中力”や“情熱的”な一面は、日本史史上屈指!
先生いわく「これは老後の慰めです」という“奉仕精神”には頭が下がるばかり。
数十冊の日記を残すほどのマメさで、測量の時は隊員にお酒を禁じるなどとても厳格な方だったそう。
元商人でお金に厳しかったらしく、卵は江戸より地元の佐原(千葉県)の方が安いから江戸では買わせず佐原のものを必ず送らせたとか。
隊員や部下からしたら良い迷惑で“自己中”で“いばっている”?(笑)
少なくとも“はっきりしない”ことはなさそう。
「厳しすぎます!」って指摘したら“感情的”になって“傷つきやすい”お方だったのかも?(笑)
少し長くなってしまいましたが、まだまだ語りつくせません。
ちゅーけい先生の地図作りの旅を調べていたら、私も知らぬ間に長い旅に出ていたようです。
うまくない?
やめて、傷つきやすいから。
はっはっは。





またね。