雪降る今宵も淡々と。

あなたの誕生日の運勢と同じ日に生まれた歴史上の人物をご紹介!

「歴人誕占い」でございます。




☆2月9日生まれ☆
「友人思いの江戸っ子気質でクリエイティブな夏目漱石タイプ!自己中ですぐにイライラしてしまうことも・・・?」

■長所
理想主義、芸術的センス、鋭い感性、人を惹きつける、寛容、知的、気前が良い、人気がある
■短所
すぐイライラする、一貫性がない、自己中、誘惑に弱い、劣等感が強い、心配性

(参考図書:「誕生日大全」主婦の友社)

■2/9生まれの歴史上の人物
【夏目漱石(なつめそうせき)】(1867年)

ド幕末に生まれた元千円札の人。
生まれた年に「大政奉還」や「近江屋事件」(坂本龍馬暗殺)などスキャンダラスな出来事がたくさん起きています。
「吾輩は猫である」「こゝろ」などで知られています。
ご先祖さまが家康の家臣であった夏目家の末っ子の五男で、高齢出産で生まれたり(高齢出産は珍しく恥ずかしいことだったとか)、小さい頃の疱瘡でアバタが残ってしまったり、里子や養子として色々なところに送られたり、裕福な家の息子だったのですがコンプレックスを抱えた少年時代だったそうです。
そんな漱石さんはとってもインテリジェント!
学生時代はほとんどの教科が主席(トップ)でその中でも英語が一番良くできたそう。
若い頃から心身的にも精神的にも病気を患うことが多く、特に精神的な病気を養生するために多くの作品が描かれたという話もあります。
作品の中に病弱の人が出てくるのは、書いている自分を投影したからとか。
追い込まれた状況で書いたからこそ生まれた作品なのかもしれません。
現代でも”人気がある”漱石さんの”芸術的センス”や”人を惹きつける”力は日本文学界屈指!
ペットの猫に「ねこ」と名付けるあたりは”鋭い感性”の真骨頂?
納得のいかないことがあると”すぐにイライラする”性格で、家で大暴れしてすることもしばしば。
”劣等感が強い”ところはその生い立ちが物語っていて、お見合い写真を撮った時はアバタを隠すために写真館に加工をお願いしたとか。
2月3日生まれの「二葉亭四迷」は「I Love You.」を「死んでも良いわ・・・」と訳したと言いますが、漱石さんは「月がキレイですね」と訳させたとか。
漱石さん、ロマンチスト~♡
というか、それで伝わるか!?
2月9日生まれのあなたも鋭い感性を持つ芸術家タイプなのでしょうか?




またね。