歴史芸人・長谷川ヨシテルが黒田官兵衛ゆかりの城を巡る!
【大河ドラマ先駆けツアー】
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第3回は「御着(ごちゃく)城」です。

$長谷川ヨシテルのブログ『我が名をあげよ、雲の上まで。』

若かりし頃の黒田官兵衛が仕えた、上司のお城です。


つまり、上司の城址ですね。


ふはははははは。


すいません、せっかくのなので、もうちょっと読んでください。


さて、

御着城は、姫路駅の隣駅の御着駅から徒歩15分くらい、

という少しアバウトな情報で行ったのですが、

御着駅に着くと、

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黒田官兵衛関連のノボリが出ていたり、

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案内板がしっかり出ていますし、

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看板も出ていますんで、迷う心配はなさそうですね。


御着城は、

黒田官兵衛が仕えた主君、小寺政職(こでらまさもと)さんのお城で、

若い頃の官兵衛が出勤していた職場です。


ここは、官兵衛の歴史、兵庫の歴史、

言ってみたら、日本の歴史が動いた場所です。


自然がつくったお城の防御線、天川(あまかわ)を渡って、

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あっという間に「御着城」に到着です。

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この前に、明石城と三木城を数時間動き回っていますが、

まだまだ元気な様子です。


お城の遺構としてはほとんど残っておらず、

跡地にはお城風の市役所の出張所が建っております。

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ほとんど残ってないとは言っても、

何かあるんじゃないかと探したくなるものです。


そして・・・発見しました!


左側の本丸跡(出張所)と右側の二の丸跡(公園、運動場)のこの道、

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当時と今の地図を比べてみると、堀の跡にあたるみたいです!


「よし!」と一人ガッツポーズをしまして、

二の丸跡の東側の方へグルッと回ると、

こちらは案内板通り、

土塁の跡がしっかり確認できました。

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この土塁の上の二の丸跡では、

少年野球チームの子供たちがボールを追いかけていました。


ぼくも小さい頃は、

全力でボールを追いかける少年でしたが、

そこから20年近く経って、

ボールではなく、

全力で防塁を追いかけることになろうとは思いもしませんでした。


ふははははははは。


さて、城の周りをグルッと回りきると、

先ほどの出張所の裏には、

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立派な石橋が残されていました。


何でも、江戸時代に実際に掛けられた石橋だそうです。


掛けられたのは、先ほどの天川だそうです。


また、出張所の敷地内には、

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黒田官兵衛の顕彰碑や、

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勘兵衛ゆかりの「目薬の木」が植えられていました。


なぜ目薬かと言いますと、

官兵衛のおじいちゃんの重隆(しげたか)さんが、

まだ武将として独り立ち出来ていない時に、

目薬を売りお金持ちになって、自立したことに由来します。


そのおじいちゃん、重隆さんのお墓も城跡にあります。

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左がおじいちゃんで、右が官兵衛のお母さん、明石さんのお墓です。


江戸時代に、黒田家の領地であった九州から石を運んで造られたそうで、

姫路市の妻鹿(めが)城には、

父の職隆(もとたか)さんのお墓があるそうで、

どの墓所でも「チクゼンさん」と呼ばれているそうです。

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これは、江戸時代に黒田家が、

「筑前」国(ちくぜんのくに)福岡城の城主となったことに由来するそうです。


そして、現在の九州の「福岡」という地名は、

おじいちゃんの重隆さんが独り立ちする前にいた、

現在の岡山県瀬戸内市にある「福岡」という地名に由来します。


重隆さんがいる頃は、

市や宿場町として栄えた大きな街だったそうで、

官兵衛の息子の長政(ながまさ)が九州に引用したそうです。


歴史は繋がっていて素敵です。


今も昔も、黒田家は愛されてるんですね。


現地の方ともお話しましたが、

V6の岡田さんが官兵衛を演じる来年の大河ドラマがとにかく楽しみだそうです。


地元が舞台になるのですから、もちろんですよね。


先日、書写山での撮影の合間に、

岡田さんが一人で御着城に来たらしく、

現地の方は口を揃えて、

「岡田くん、かっこよかたわー!芸能人ってのは、やっぱオーラあるなー!」と、

おっしゃっていました。


その現地の方々の共感の波を打ち消して、

「僕も芸能人です」とは口が裂けても言えませんでした。


ふははははははは。


第4回は「姫路(ひめじ)城」!


どうかご贔屓に~。




またね。