ならない程度に、
地元の熊谷に何か貢献したいなと、勝手に思っています。
今日も地元の盆踊り大会のイベントに呼んでいただきまして、
特別ゲストとして参加してくれた、
熊谷市のゆるキャラ「ニャオざね」と、
岐阜県多治見市のゆるキャラ「うながっぱ」と、
一緒に写真を撮ってまいりました。
多治見市は、熊谷市と並んで、
日本最高気温40.9℃を記録したライバル都市で、
今年の夏は、毎日、気温対決なんかもしています。
先日、高知県四万十市が40.7℃を記録した時は、
熊谷市民も多治見市民も、炎天下の中、冷や汗をかいたことでしょう。
とにかく、
そうやって、地域を盛り上げていくのって良いですよね。
偉そうなことを言うと、
「全然売れてない芸人が何を言ってるんだ」ということなんですが、
この場合はそうじゃなくて、
「売れてない芸人が自分にしかできない仕事を勝手にやろうとしている」ということなんです。
これはたぶん、僕の余計なお世話なんですが、
歴史をとことん勉強してますと、結局たどり着くのは、郷土愛の大事さだと思うんです。
郷土に有名な歴史上の人物なんかいると、
どこか無意識に自信を持てている傾向にあるんですよね。
これはデータとかじゃなくて、僕の個人的な経験です。
初対面の方には、「どこ出身ですか?」という質問を必ずするのですが、
著名な人物や、マイナーだけど偉業をなした人物などを故郷に持つ人は、
アイデンティティーがしっかりしている気がするんですよね。
そんな人物いない・・・!
そんなことないです。
探してみれば、自分の故郷で、優秀だったすごい人はきっといます。
ただ、難しいのが、
「郷土は大事!」とか「郷土愛を!」と伝えようとすると、
余計なお世話になっちゃうかもしれないんですよね。
そこの塩梅が難しい。
そこはきっと、物事の伝え方が何より大事なんでしょうね。
これも勝手なんですが、
僕の野望といたしましては、
熊谷を観光客の来る街にしたいと思っております。
「うちわ祭り」や先日の「花火大会」などは、
県内だけでなく、県外からもたくさんの方がいらっしゃるのですが、
そういった単発的なものだけでなくて、
持続的に何人かの方が来てもらいたいです。
熊谷は「熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)」という、
源頼朝の下、源平合戦で活躍した、個性的な武者の出身地です。
なので、
僕が気ままに考えているのは、
熊谷を「坂東(ばんどう=関東)武者の街」にすることです。
いろいろなところへ観光していますが、
人気のある観光地や、行ってよかったなと感じる観光地には、
いくつか条件があると思っています。
それは大きく分けて3つ、『衣・食・住』かなと。
箇条書きでご説明します。
・『衣』=「そこでしか買えない衣類(アクセサリーなど)がある」、「実際に当時の人の服(甲冑など)が着られる」など
・『食』=「そこでしか食べられないものがある」、「当時の人が食べていたものが食べられる」など
・『住』=「当時の人が住んでいたもの(城や屋敷など)がある」、「そこの地域や偉人を学ぶ博物館(資料館)がある」、「いつか住みたいなと思う」など
と、すると、
熊谷は「熊谷うどん」、「五家宝(ごかぼう)」、「チーズ大福」、「くま辛」、「雪くま」など、
「そこでしか食べられないものがある」というのは比較的満たしていると思うのですが、
その他は、少し足りていないと思います。
僕の勝手な『坂東武者の街プラン』からすると、
・【源平合戦の時の鎧(復元)が着られる】 『衣』
・【直実など鎌倉時代の武士が食べていたものが食べられる】 『食』
・【直実資料館がある】 『住』
・【直実が住んでいた館(復元)がある】 『住』
というのと、現在ある熊谷の観光資源を掛け合わせれば、
ずいぶん変わってくると思うんですよね。
ただ、ここで一つドデカい問題があります。
「熊谷次郎直実・・・?誰?」
これはドデカすぎるほどドデカい問題です。
解決するには、熊谷市の隣の市である行田市にヒントがあるかなと。
行田市は、最近観光客が増えているそうです。
理由は、小説と映画が大ヒットした「のぼうの城」です。
あの作品で「成田長親(なりたながちか)」という超マイナー武将が、
一躍スターとなったわけです。
これはヒントすぎるヒントだと思うわけです。
熊谷次郎直実は、人物としては申し分ないほどの魅力を持っています。
その直実の魅力を世の中に伝えて、
『衣・食・住』が揃えば、僕の勝手な野望は達成されるわけです。
じゃあ、誰が直実の魅力を世の中に伝えるの?
今でしょ。
使い方を間違えました。
ありがた迷惑にならない程度にがんばります。
またね。