東京都日野市へ、ふらっと足を運んできました。



中央線快速で、新宿駅から日野駅まで40分ほど、


案外近いところにあります。



日野といえば、幕末の剣客集団「新撰組」のふるさとです。



『TV・局中法度!』という、


歴史エンタメ番組の作家を務めているということもあって、


いつの間にか、新撰組大贔屓の体質になっていました。



日野に着いたときは、やっと来れた~と感慨深かったです。



新撰組のふるさと、と言っても、


隊士全員がこの辺り出身ということでないんですが、


土方歳三や井上源三郎などの初期メンバーがこの辺り出身で、


さらに、新撰組のスポンサーであった、日野のお金持ち、佐藤彦五郎が住んでいましたし、


あと、近藤勇や沖田総司が、


新宿四ツ谷の辺りから、日野まで出張稽古に、よく来ていたから、


そう呼ばれているんですよね。



さて、それはそれとして、


まず、日野駅から徒歩10分ほどの「日野本陣」へ行きました。



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本陣というのは、


今で言う市役所だったり、偉い人の泊まる宿舎だったりした場所です。



大きな街道には、必ずある施設です。



この日野本陣は、その施設と、日野の郷士、佐藤彦五郎の邸宅も兼ねていたそうです。



中には、土方歳三が寝転がっていたという部屋や、


歳三のお気に入り小姓、市村鉄之助が匿われていた部屋など、


新撰組ファンがうなるような逸話を持つ部屋がありました。



ああ、あと、釘隠しがコウモリの部屋もありましたね。




ボランティアガイドの方が色々案内してくれるので、絶対お願いしたほうがいいですよ。



何でも、以前は、そば屋として使われていたそうで、


資料館として使うようになってから、他の場所に移ったそうです。



あ、じゃあそこに行ってみようと、すぐに向かったのですが、
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あら、残念、営業時間外でした。



「日野館(ひのやかた)」という店でした。



次回こそ、必ずや。



日野のそばは、江戸時代に大田蜀山人(おおたしょくさんじん)という、


売れっ子狂歌師、今で言う、コピーライターや放送作家でしょうか、


その当時、一番有名な文化人の、蜀山人が、大絶賛したそうです。



次回こそ、必ずや。



何も食べないのもあれですから。



このそば屋のそばにあった、洋菓子屋「ミリー」さんに寄って、


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”ひのぽてと”なるものをいただきました。



濃厚な日野のぽてと、堪能しました。



気づきました?


ミリーさんがある場所、そば屋のそばですって、ぷぷぷぷ。



そして、一番行きたかったところへ。


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「日野市立新撰組のふるさと歴史館」です。



新撰組の歴史を、ぐっと深く学べる、ホットスポットです。



ここでも、ボランティアの方が案内してくれます。



地元の伝承なども交えて話していただけるので、


ネットで手に入らない情報が、また嬉しいです。



道場のセットの中で、


魚肉ソーセージ3本分くらいの、極太い木刀を降れるコーナーがあったり、


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歴史好きに嬉しい、こちらのコーナーが無料で楽しめたります。


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(最後は土方歳三ご本人と)



ファン垂涎の、新撰組コスプレコーナーです。



土方コスプレ、思いの外似合ってしまって、一人でニヤニヤしてました。



混雑が予想される日は、なかなか着れないみたいですから、


タイミングよく伺いましょうね。



外には、観光地あるあるのパネルもありまして、


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裏からパネルを開けることができます。


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きょ、局長の首が!



そして、局長の近藤勇だけでなく、他にも


鬼の副長、土方歳三、


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一番隊隊長、沖田総司、


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土方歳三の許婚、お琴、


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通称ゲンさん、井上源三郎、


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『※開きません』、


なぜ、ゲンさんだけ!?



ゲンさん日野が地元なのに。



前の、パネルの方を見ると、


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この笑顔である。



良かった、怒ってないや。



さすが良い人、ゲンさん。



十二分に、歴史館を楽しみまして、


最後に駅前のたい焼き屋さんで、



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たい焼きをつまんで、帰路に着きました。



とは言っても、すぐに帰宅せず、


中央線、総武線を使って、ここへ行きました。


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もう、真っ暗。



ここです。


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「試衛館跡」です。



試衛館(しえいかん)というのは、


近藤勇が師範を務めた剣の道場で、四ツ谷の柳町あたりにあります。



日野で新撰組を楽しんだので、


そのまま四ツ谷へ行って、寄ってきました。



それこそ何にもなかったのですが、


ここにいると、まるで道場の稽古の激しい音が聞こえてくるようでした、


というわけで全くなく、シーーーンとしておりました。



しかし、ここの場所から、


幕末の歴史に名を刻む人物が出たとなると、はらわたが震えるような気がしました。



最後に行っておいて良かったー。



というところで、今回の旅はおしまい。



そして、お土産に、新撰組のはっぴと、鉢巻を買い、


先日の局中法度イベントに出演してきたというわけです。


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(イベント後、D2山田裕貴くんと一枚)



しかしあれですね、


日野の観光業に対する姿勢は、素晴らしいなと感じました。



ボランティアガイドもそうですし、


好きでやっているというサービス精神が、観光客にとって本当に嬉しいです。



時々、お金とれるだけとってやる!というような観光地がありまして、


それってやっぱり、楽しくないんですよね。



もちろん商売ですから、


全部が全部、そういうわけにいかないと思いますが、


好きなものを伝えたい!という姿勢がないと、やっぱりダメなんですよね。



そんな観光業の素敵な姿を、日野で学びました。



いいところ、日野!






またね。