お送りします。






あかいらか長谷川が、




戦国時代を描いた、




小説を紹介します。






今回紹介する小説はこちら。




小説 立花宗茂 全一冊 (集英社文庫)
小説 立花宗茂 全一冊 (集英社文庫)童門 冬二

集英社 2006-12-15
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主人公は、




九州筑前筑後の、




戦国大名、




立花宗茂です。




別名、




高橋統虎です。






まだ、




九州の武将を描いた小説を、




読んだことがなかったので、




これを選びました。






主人公の立花宗茂は、




二人の父を持ちます。






実父の高橋紹運(鎮種)、




養父の立花道雪(鑑連)です。






どちらも、




大友家の忠臣として、




有名な猛将です。






ちなみに、




妻の立花ぎんちよも、




男勝りの女城主として、




有名です。






そんな二人の父と、




勝気な妻を持つ、




立花宗茂は、




戦国武将の中でも、




数奇な運命を辿ります。






島津家に攻められた時に、




豊臣家に救われたことを忘れず、




関ヶ原の戦いでは、




西軍につきます。






戦後は改易、




浪々の旅に出ます。






しかし、




その一本通った性格は、




人々を惹きつけ、




徳川秀忠のお相伴衆となり、




奥州棚倉1万石の大名となり、




最終的に、




筑後柳川11万石の大名に、




返り咲きます。






関ヶ原の敗将で、




大名に返り咲いた武将は、




宗茂を除いていません。






それも、




立花宗茂の持つ人徳が、




そうさせたと言われます。






家系は、




幕末まで続き、




藩からは、




北原白秋などを、




輩出します。






またちなみに、




弟である、




高橋統増の子孫には、




麻生太郎、




家老の、




小野鎮幸の子孫には、




オノヨーコがいます。






主人公もさることながら、




著者の童門冬二さんも、




一本筋の通った、




清々しい文章を、




つづります。






非常に読みやすく、




しかも、




出てくる人物が、




いい人ばかりで、




嫌いになりません。






黒幕だとか、




裏切りだとか、




そういうのでなくて、




それぞれの正義というか、




大義名分というか、




その人がそうした動機が、




清々しいです。






似ている名前が、




多かったりして、




慣れていない人は、




戸惑うところが、




あるかもしませんが、




小説自体は、




とても読みやすく、




スラスラいけるものに、




なっています。






全1冊、




500ページくらいのものです。






読んでみてください。








ついでに、




お知らせ。








4月8日(金)

『STEP!STEP!STEP!【夜の部】』

会場::ワタナベコメディスクール中目黒校舎


開場:18:00(当日券は17:45から販売)

開演:18:30

出演:[MC]未定

[バトル]"昼の部3位"、"昼の部2位"、"昼の部1位"、阿部剛犬、中村涼子、ベリーマーチ、ろっくまん

[前半]あかいらか、アーチ、ジャンみやがわ、西千葉コメディスター、バッドナイス常田、パラダイス、ブー藤原、リンシャンカイホウ

[後半]イトウソウモリタ、オカダヨシヨシ、サンキュー安富+、3ライズ、本田らいだ~△、83幕府、ミヤシタガク、吉川☆ミホカヨ

料金:700円



4月9日(土)

『寄席ナベ vol.3』

会場:新宿バイタス


開場:18:00

開演:18:30

出演:あかいらか、足立、アンダーライン、ウイングマン、チル弁天、83幕府、双津ミッツ、ろっくまん

[企画ゲスト]中村涼子、オーバーギャップ

料金:1000円










またね。




小説 立花宗茂 全一冊 (集英社文庫)
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