九戸政実がいいな、








と、そう思ってしまう。









天を衝く(2) (講談社文庫)
天を衝く(2) (講談社文庫)高橋 克彦

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『天を衝く』の第2巻を読み終えました。








全3巻です。
















先日、第1巻を読み終えた時に、








九戸政実を紹介しました。














覚えていらっしゃるでしょうか。














現岩手県、旧陸奥の戦国武将です。
















第2巻は、








南部家の家督争いから、








北條氏滅亡後の、








奥州仕置に対する反乱までです。
















第2巻の見所は、








やはり、








南部信直・北信愛と、








九戸政実・九戸実親・津軽為信の、








政治的、軍事的主導権争いです。


















特に、








北信愛と九戸政実の知恵比べは、








かなり見物です。












まず、自分は二人のどちらに属するか、






ということを考えて読むと、






もっと楽しめそうな気がします。
















迫り来る大勢力に対して、






従うのか、抗うのか、






どちらも、






しっかりとした道理がある。








その道理は、






信愛や政実が、






自分たちで定めたものではなかった。








その道理を定めたものは、






歴史であった。






歴史が、






二人に与えた宿命だったのである。












自分が守らなくてはいけない、






自分が自分であるためのもの。










それを守ろうとする時、






人は輝きだす。












歴史を知っている僕は、






第3巻を読むのが、






楽しみだが、






なんだか空しい。












政実の輝きはみたいが、






散るのはみたくない。












なんだか、






歴史小説に迷い込んでしまったようだ。












高橋克彦さんの策にまんまとはまった。














さて、第3巻、第3巻。






























ここまで読んでくれたあなたに、








とっておきのお話。
















明日はライブ。










あおてん-AOTEN-
です。








場所は吉祥寺です。


















きてきてきてきてきてー。














是非、お越しください。


















またね。




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