はいどーも(・ω・)ノ

 

作業を行う時に出て来るシングルタスクとマルチタスクという方法論。

 

主婦は日々マルチタスクで家事をこなすとか案外身近な題材ですが、

結構便利な個人的マルチタスクのススメを記述してみます。

 

少し難しさもあるのですが、ある程度コツを守ればアラ不思議、

きっとあなたも上手なマルチタスカーになれるかもしれない、

黒幕の経験的なタスクの話題でも。

 

 

 

【魔の空白の創造タイムの罠】
 

よく散漫になって遅いからシングルタスク推奨と槍玉にされるマルチタスクですが、個人的にこれは作業で向き不向きが明確にあると感じます。
特に、クリエイティブ系は明確な着地点の曖昧な部分を抱えたまま走りながら着地点を探るという事も多いので、難しい内容の一つです。


で、この『明確な着地点の曖昧な部分を抱えたまま、走りながら着地点を探る』

というのがミソです。
シングルタスクでリソース分散させない方がいいという主張も内容によってはアリなのですが、そういうのに向いてるのは”1~100まで明確にやることが決定している”場合ですね。
こういうのはもう迷う事なく道筋が定まってるので、集中した方がよかろうかと。

問題は『明確な着地点の曖昧な部分を抱えたまま、走りながら着地点を探る』タスクなんですよね。

 


これにシングルで全振りして挑むと、時に遠回りになる事が往々にしてありました。


これどうしよ→(-ω-;)ウーンこうか?

→手直し→(´ε`;)ウーン…

→手直し→(-ω-;)ウーンこうか?

→最初に戻るを繰り返す


数日悩んで、あとあと考えるとデザイン決まってたらこの具現化作業だけは、

1~2時間程度で終わるな(笑)ってのが結構あります。


『終わりはない、終わらせる事はできるけれども』

みたいな名言を聞いた事がありますがどこまでも手をかけれる作業特有の難しさでしょうか。


黒幕はこの非効率な時間を食う作業を『魔の空白の創造タイム』てな感じで呼んでいます。
シングルタスクは一見すると正論の様に”見えなくもない”のですが、これにリソース全振りの非効率さを見せて来る沼作業を黒幕は知っている(笑)ので、ある種の人生の罠なんじゃないかと思っています。


魔の空白を極力避けて作業だけに集中した方が断然率がいいので、7~8割固まるまで考えてる事多いですね。



【アイディアが出る時とは】

ところで創造性の4Bというのがあるらしい。アイディアが出やすい場所なのだそうな。

 

 



Bus:バス。移動している時。
Bed:ベッド。寝ている時、寝る前、起きた後。
Bathroom:風呂。トイレも含む。
Bar:バー。酒を飲んでいる時。


体感的にもあるあるな場所ですね(笑)
面白いのは、これ恐らくなんらかのついで中にアイディアが思いつくという所なんですよね。



【並行で処理100%を超える内容をやろうとすると失敗する】

 

マルチタスクを学術的に推奨しない説もあるんですが、大抵はこれをやっているから引き起こされてる様に感じます。


処理に70%必要な作業と80%の作業をやろうとしてフルに100%~120%で走ろうとすれば注意が散漫になるのは明らかだし、それぞれ70~80%にも満たずに低い能率になってしまうでしょうね。

(150%なんて一瞬顔を出すかもしれませんが、そうそう出ないでしょう)
ルールというかお作法があって、100%超えない範囲で運用するのが人間のタスクとしていい塩梅かなと。


やっていいのは、80%くらい稼働している頭の隅で

「今日の夕飯なに食おうかな、あの案件どうすっかな(10~20%)」

みたいな感じでしょうか。


例えばですが、呼吸しながら読書が難しい人っているでしょうか?
集中しすぎて短時間息止めてしまう人はいるかもしれません(笑)が、ほぼ呼吸は無意識であって数%に満たないタスク処理なので十分成立するもので、もう少し細かく言うと”本を手で支える”という動作も入ってきたりしますが、これも少数なので成立します。
ちなみに、本が支えにくい状態とか材質になると途端に気が取られて処理%が食われますよ。

 


そして、ここで本の内容とは関係ない情報量多いラジオがかかると

同時処理できない人はぐっと増加します。

 


これが処理100%を超えるスペックオーバー状態であって、これは行うべきではなく、この状態をマルチタスクの悪因として一まとめにしているケースがありますが、ごく当然の話かと思います。処理できない事やるんですから当たり前ですね(笑)
人によって”能力の最適化”内容が違い、この最適化(得意、慣れともいう)が高いものほど少ない処理負荷でこなせるという特徴があります。


例えば、お手玉上手くなるとやりながら読書もできるでしょう。
案外慣れると楽器演奏しながらテレビ見たり他の事やれるようになりますが、あんな感じでしょうか。

 

結局のところ慣れるんですよ人は。

一週間前は80%でやってた動作が今は50%で出来る。…みたいな

なんやかんや、これがありうるんですね。

 

処理50%と30%、計80%と慣れた作業ならチャンス到来

ボーナスタイムですよ(・ω・ )フフフ 


【管理の質=マルチタスクの質である】

常日頃見てて思うのは、管理職とかもそうですが、複数の内容を統率管理するのはモロにマルチタスクだよなと。
マネージャーや人事の人なんかは人の管理を同時に行うケースも多いので、否が応でも同時処理のケースって多そうだなと。
黒幕は機械で自動化させて複数の進行を管理する事が多く、この管理の質が効率の差に大きく出るなと感じます。
自分の作業処理を割振るだけでなく、今後身の回りで自動化していくであろう様々なツールを如何にマルチに指示し同時運用するかという能力はこれまで以上に重要になっていくのではないかと感じています。



【実はミュージシャンがやるジャムセッションはマルチタスクの塊】
 

これはあるあるなんですが、音楽って割とマルチタスクの高負荷なものなんですよ。
ギターとかは左手でコードなど弦を押さえ、右手で弦を選択して弾いたり次から次へと右と左で違うタスクをこなします。
例えばですが、演奏しながら歌うって結構難しい同時タスクなんです。ギターやピアノ、ドラムなどがある程度できても、ここに歌を入れるというのは訓練が確実に必要です。個人的にドラムは足のリズムと手が別の事やるタスクなので難しいなと感じています。
他にもダンスしながら歌うってのも結構ハードかなと思います。
そして最も難易度が高いのがセッションで、コードやリフやメロの展開を考えて、次から次にパッパッと選択と決定を人の呼吸やリズムに合わせて行い、曲として成立させるという高度な作業です。
真剣勝負な瞬間でもありますが、達成感がありますし決まると実にカッコいいんですよね。


【まとめる化がオススメ】
結局負荷次第なところがあるのですが、ある程度まとめると負荷が軽減したりするのでオススメ。
料理の時に一つ作るのも二つ作るのも同じみたいなところありますが、あんな感じで割と近い作業は意外とタスク処理が軽減します。
料理しながら物理勉強とかは切り替えが必要ですが、風呂掃除から掃除機がけみたいなのは移行差が低かったりするので近しいのはマルチ向き


考えると生きるという事はタスクの連続ですね。

ではでは(・ω・)ノ