はい、どーも(・∀・)
今日はちょっと音楽機材ネタでも。
最近は音のいいデバイスとして真空管が人気で、エフェクタからオーディオアンプまで新しい設計でもあえてICチップ等を使わずに古い方式で駆動する商品が増えてきました。
短い寿命で電力食いの裸電球から長寿命で省電力の蛍光灯に移行したように、もっととっくに真空管は消える運命でしたが、特有の音を持つ事から今は音響機器でのみ需要のある特異なデバイスです。
特に楽器アンプでは玉アンプが最高峰として君臨しています。
真空管は人間の耳に心地良い歪みを生む一種のエフェクターですしね。
近年だとICチップが真空管よりも高効率で超小型、省電力で安価なうえ驚くほど長寿命です。
数十年は恐らく持つでしょうか?
ところが真空管は寿命のある素子なので、消耗品として考えなきゃいけない。
理由はその使い方にあります。
250~500ボルトの高電圧をかけて熱を撒き散らしながら駆動しているのが最大の原因なんですね。
高電圧で熱を持たせる事で内部に強烈にガスが発生しますし、電球と同じでオンオフ時の急な加熱と冷却時に様々な負荷がかかります。
この熱が真空管の最大の敵です。
しかもこの熱は周りにある熱に弱い電解コンデンサの寿命を早め、回路ごと道ずれに昇天してたという場合もありますから、放熱に優れたアンプは比較的長寿命です。
が、コンパクトなエフェクタ等では数十ボルトの低電圧で駆動してる場合が多いので、むしろ玉の寿命は長いが真空管から部品まで距離の取れない&隔離していないという事で放熱が十分でないケースがあり、真空管よりも周りの部品が逝ってしまう事が多いようです。
真空管は限界付近で動作した方が音が良いという事もあって、結構ギリギリまでドライブしている場合が多いのですが、上記の影響で真空管は寿命が短いというイメージになっています。
(Peavey 5150等が500Vを食わせているようです)
車でいうと真空管はアメ車かレーシングカーで、ICチップは電気自動車みたいなものかもしれない(笑)
音が良くなけりゃとっくに消えてますねヽ(゚◇゚ )ノ
とかく熱が最大の敵なので、できるだけ放熱対策するだけで寿命を延ばす事ができます。
少しケースにスキマをあけたりするのも良いと思います。
玉の銘柄でコロコロ音が変わるデバイスなので、特に貴重な部品や玉を乗せている場合は出来るだけ対策して音を守りましょう。
もう二度と聞く事の出来ない音色となってしまうかもしれません(・ω・)/
今日はちょっと音楽機材ネタでも。
最近は音のいいデバイスとして真空管が人気で、エフェクタからオーディオアンプまで新しい設計でもあえてICチップ等を使わずに古い方式で駆動する商品が増えてきました。
短い寿命で電力食いの裸電球から長寿命で省電力の蛍光灯に移行したように、もっととっくに真空管は消える運命でしたが、特有の音を持つ事から今は音響機器でのみ需要のある特異なデバイスです。
特に楽器アンプでは玉アンプが最高峰として君臨しています。
真空管は人間の耳に心地良い歪みを生む一種のエフェクターですしね。
近年だとICチップが真空管よりも高効率で超小型、省電力で安価なうえ驚くほど長寿命です。
数十年は恐らく持つでしょうか?
ところが真空管は寿命のある素子なので、消耗品として考えなきゃいけない。
理由はその使い方にあります。
250~500ボルトの高電圧をかけて熱を撒き散らしながら駆動しているのが最大の原因なんですね。
高電圧で熱を持たせる事で内部に強烈にガスが発生しますし、電球と同じでオンオフ時の急な加熱と冷却時に様々な負荷がかかります。
この熱が真空管の最大の敵です。
しかもこの熱は周りにある熱に弱い電解コンデンサの寿命を早め、回路ごと道ずれに昇天してたという場合もありますから、放熱に優れたアンプは比較的長寿命です。
が、コンパクトなエフェクタ等では数十ボルトの低電圧で駆動してる場合が多いので、むしろ玉の寿命は長いが真空管から部品まで距離の取れない&隔離していないという事で放熱が十分でないケースがあり、真空管よりも周りの部品が逝ってしまう事が多いようです。
真空管は限界付近で動作した方が音が良いという事もあって、結構ギリギリまでドライブしている場合が多いのですが、上記の影響で真空管は寿命が短いというイメージになっています。
(Peavey 5150等が500Vを食わせているようです)
車でいうと真空管はアメ車かレーシングカーで、ICチップは電気自動車みたいなものかもしれない(笑)
音が良くなけりゃとっくに消えてますねヽ(゚◇゚ )ノ
とかく熱が最大の敵なので、できるだけ放熱対策するだけで寿命を延ばす事ができます。
少しケースにスキマをあけたりするのも良いと思います。
玉の銘柄でコロコロ音が変わるデバイスなので、特に貴重な部品や玉を乗せている場合は出来るだけ対策して音を守りましょう。
もう二度と聞く事の出来ない音色となってしまうかもしれません(・ω・)/
