Europe Tour 2018 Paris~Amsterdam | Yoshitaka Blog. ~Dancer Life in Amsterdam~

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2005~2009 NY、2012~2014 London、
2016~ now in Amsterdam。
UK Jazz Dance x Japanese Folk Art

10/19

パリ国際大学都市日本館にて。

日仏友好160周年記念祭典「ジャポニスム2018」参加企画として公演を行いました。

かつてバロン薩摩と呼ばれた薩摩治郎八が1929年に建て、藤田嗣治のパリでの20年代の集大成ともいわれる大作2点が飾られています。

今回はその絵の前で踊るというとても贅沢で、光栄な舞台でした。

 

 

パリの人達に藤田が秋田に残した彼の最大の作品「秋田の行事」を踊りで表現し、見てもらうという今回のヨーロッパツアーの中でも特に感慨深い公演でした。

50ほど用意した客席はほぼ埋まり、踊り、音、映像、そして秋田の酒(高清水、両関様御提供)、いぶりがっこ(伊藤漬物様御提供)を楽しんで頂きました。

フランスでは舞台などが終わった後も残ってお酒などを楽しみながら歓談をする習慣があり、見に来てくれた方々と色々お話しする事も出来ました。

 

 

 

11/8

アムステルダムDokzaalにて。

Europe Tour最終のアムステルダム公演では、日本から来てくれた書道家Mariko Watanabeさんとのコラボパフォーマンスと西馬音内盆踊り&書道ワークショップ、そして普段オランダで教えているWSの生徒と一緒にUK Jazz Danceパフォーマンスも行いました。

西馬音内盆踊り保存会のご協力も頂き、ポスターや貴重な端縫いの衣装の展示も行いました。

 

 

11/12

Gerrit Rietveld Academieにて。

アムステルダムにある歴史ある美術学校でワークショップ。

テーマは「Narrative」

今こうしてヨーロッパで活動する自分のストーリーをMariko Watanabeさんとのパフォーマンスも交え、お話ししました。

 

 

秋田魁新報、秋田ケーブルテレビでも紹介して頂きました。

 

 

 

たまたま3年前に秋田で初めて見た、藤田嗣治の「秋田の行事」。

その大きな壁画の中で107人それぞれの生き生きとした姿を見たあの感動を、

その中に自分も飛び込んで一緒に踊りたいと思ったあの衝動を、

今こうしてヨーロッパで表現しているというのは本当に幸せで、有難い事です。

 

沢山の方の御協賛、御支援、御協力を頂き、初めての単独ヨーロッパツアー、

YOSHITAKA Europe Tour 2018を無事にやり終える事が出来ました。

そしていつも応援して頂いている方々一人一人の思いも、とても大きな支えです。

本当にありがとうございます。

 

オランダで迎える3回目の大晦日。

外では沢山の花火が鳴っています。

もうすぐ2018年が終わり、

そして2019年が始まります。

全ての終わりは全ての始まり。

来年の新しい自分が何をするかまだ見えていませんが、

一人でも多くの人に楽しんでもらえる様に、

ダンサーとして、自分の信じる道を一生懸命、生きようと思います。

 

 

 

YOSHITAKA