こんにちは!

パーソナルトレーニングジムくるり代表の上野です。

 

このブログは私、上野がスポーツのことなどについて書くブログです。要は趣味です。笑

ダイエット情報はHPより

 

 

 

最初に断っておきます。

僕は、単純に高校野球経験者ってだけで、指導者でもないし

監督コーチ歴があるわけではありません。

 

要するに素人ね。

 

 

前にも書いたと思いますが、高校野球の体罰問題。

体罰が昔から今まで変わらず行われてきているのが野球界。

 

 

そんな中で、宮城の名門・東北高校は、監督が変わり、厳しい私立高校から

ノビノビ楽しく出来る高校へと変化したそうな。

 

 

東北高校の知り合いに話を聞いた事があるけど、普通に厳しいしキツかったみたい。

めちゃくちゃ上手いし、すごい選手なのに、東北高校時代はベンチにも入れなかった

みたいです。

 

 

 

そんな厳しい高校が監督交代を機に楽しい野球へというなんか良さげな話ですよね。

 

 

実際に東北高校の監督である佐藤さんの記事を拝見しました。

 

様々な経験から、勝つためだけにやる野球ではなく、楽しくやる野球をしているとか。

 

 

もちろん東北高校に行った事ないのでわかりませんが楽しい野球ってなんだろうね。

 

 

 

僕が思うことを書こうかと思います。

 

 

僕は小学校から地元の少年野球チームで野球を始めました。

3年生だったかな。同級生はまだ5、6人で割と早めに始めた方だと思う。

 

上級生は1学年10名前後いて当時では珍しくはない人数の多いチームだった。

 

そこのチームはチームの代表という人と各学年にその代の中のお父さんから監督を選出して

あとはOBのコーチたちが日々指導にあたってくれた。

 

 

ちなみにうちの父親が監督だったため、怒られても怖くないし、何より優しい父親だったから

野球で嫌だなと思ったことはない。(素人だから僕よりも下手だったし)

 

OBコーチや他の選手のお父さんも優しい人ばかりだった。

しかし、この代表というのが超絶怖かった。笑

 

でも殴ったりはなかったな。

とにかく怒鳴る!

 

今思うと熱心なんだろうなって思うし、悪いことは悪いって怒ってくれる存在だったけどね。

 

まあ子供の頃だからとにかく怖くて、練習に行くのが嫌だったな。

野球は面白いけどミスすると怒られるから嫌だ。っていう感じ。

 

 

ただ幸いにも僕は人より体も大きく、運動神経も割とあったから選抜メンバーとかに選ばれたり

チームでもエースでキャプテンなんていうポジションをやらせてもらった。

 

 

そこで調子に乗って、中学ではシニアリーグというワンランク上のレベルのチームで

野球をすることにした。

 

 

ここまでは野球は楽しかったが練習や試合で行きたくないなーと思うことはたくさんあった。

それは代表のコーチが怖かったから。笑

 

 

中学に上がり、レベルが上がると監督コーチのレベルも上がるしチームのレベルも上がる。

楽しいというよりは、高校で活躍するために野球をやるって感じ。

 

正直、楽しいっていう思い出はゼロ。笑

 

もちろん怒られるし、キツイし、嫌だった。

 

嫌すぎて中学2年の夏に退部した。

 

 

けど野球がやりたかった僕は、中学の野球部の試合や練習に参加した。(先生に許可をもらってね)

 

すでに3年生は引退していたし、先生も全く怒鳴ったりしない先生でほぼ自由。

しかも、僕は陸上部から来ているので何も言えなかったのだろう。(体育の先生だから知ってはいるのだが)

 

自由にやらせてもらって昔のメンバーと野球ができて正直この期間は楽しかった。

けどそれは野球部じゃない僕が、たまにしか行かないからなんだろう。

 

 

中学での野球は苦い思い出と、自由な野球は楽しいというのを教わった。

 

 

高校ではそんなに強くない公立校に進学し、野球部に入った。

途中でやめている分、下手くそな僕だが、陸上部だったため、長距離はすでに一番早かった!笑

 

 

高校の監督も殴るタイプではなく、怒鳴ることもあるが割とちゃんと教えてくれる監督だった。

もちろん高校生って生意気だし、いうことも聞かないし、バカばっかだったから毎日誰かしら怒られてはいたけど。

 

 

やはり監督がいると緊張もするし、怒られないようにっていう気持ちで練習や試合もした。

当時は楽しいというわけではなく、一生懸命頑張ろうというか、当たり前というかそんな感じだった。

野球の練習中、試合中は笑いながらやるということはなく、練習後とかそういう時が楽しい場だったな。

 

 

ただ、ああいう緊張感があり、本気で取り組む時間があったから今があるんだろうなと思う。

 

 

僕はここまでしかやっていないが、甲子園に出た友人に聞くと、甲子園は緊張はしたと。ただもっと緊張したのは

社会人野球に進んで出場した都市対抗の東京ドームでの打席だったらしい。

 

 

そして、僕は19歳の頃から高校の同級生たちと草野球チームを作り、以後10年間、月に1、2回のペースで

野球をし、同級生チームが解散した後も色々なチームでやらせてもらってる。

 

同級生チームの時も監督は僕で、メンバーは同級生だから怒るとかそんなんはもちろんない。

今も監督ではないがチーム内では年長者だから当然、怒られることもない。もちろん怒ることもない。笑

 

 

ただ楽しいというだけなら今や高校卒業後の野球が一番楽しい。

 

 

けど、それはやはり技術があってのもの。

もしエラーばかりしたり、三振ばかりしていたら、楽しいわけない。

 

勝ってうれしいこともないし、勝った方が嬉しい。

 

そして結局、一番楽しいのって何かと言うと、ギリギリのラインで勝敗を決める試合なのだ。

 

 

どういうことかというと、ホームランを打ったり、ヒットを打ったり、野球そのものが楽しいっていう人もいるけど

それは勝負したことがない人間のいう事だろう。

 

 

自分はヒットを一本も打ってないし、エラーをしたかもしれない。

けど、〇〇大会の決勝戦で1対0で勝つ。

 

この試合が一番楽しい。

 

 

おじさん相手に10対0で勝つ試合は楽しいとは言えないかもしれないね。

 

 

怒られたり、怖いから頑張ってプレーするというのはあまりいらないかもしれないけど、緊張感を持ってギリギリのラインで勝負するにはきっと、高校時代や中学時代、小学生の頃に培ってきたものかもしれない。

 

 

結局今だに思い出せる自分の名場面って

高校時代は最後の夏の大会だし、小学校はサヨナラヒットを打ってベスト16とかに進出した大会の試合だったりする。

 

あ!ちなみに僕も投げて0対38で負けた試合も覚えている。笑

あの経験はいらないかも。笑

 

 

 

まとめると、楽しい野球って技術がしっかりした上で怒られないで緊張感ある野球の試合なんだろう。

 

 

指導者は舐められないように、厳しく接しつつ、楽しい雰囲気を容認するような器で、技術指導をしっかり出来る人物ということになるだろうね。うーむ簡単なようで難しい。自分なら楽しい雰囲気を容認しつつ技術指導をしっかりできて厳しくできない舐められる指導者になりそうだ。笑

 

 

以上。