ドイツ では12月6日は聖ニコラウスの日。

夜の間にブーツの中にお菓子を入れて行ってくれる、いわゆるクリスマスのサンタクロース的なイベント。

ドイツに来るまでは知りませんでしたが、

12/6は聖ニコラウスの日:お菓子がブーツに入っている

12/25はクリスマス:クリストキント からプレゼントをもらえる

と、2回のプレゼントをもらうイベントがあります。

 

聖ニコラウスは貧しい人に、煙突から金貨を与え、救ったという聖人。その金貨が暖炉のそばのブーツに入っていたという伝承から現在のサンタクロースの話が派生し、現代ではむしろ主流となりました。12月6日はニコラウスの命日らしいです。

 

クリストキントとは聞き馴染みがありませんが、キント=kind(ドイツ語で子供)。つまり幼いキリストを意味します。天使のような格好のクリストキントがプレゼントを持ってくると信じられています。

 

それぞれ文化が分離したり、混じったりして、このような形になっています。

 

さて、12月7日の朝、玄関では

聖ニコラウスがプレゼントをブーツに入れてくれたようです。

このプレゼントの定番はチョコやナッツ、フルーツらしいです。木の枝もなぜか入っています。

そして、庭のテラスにおいてあった靴にまで、チョコレートが。

 

 

なんと、大家さんからのプレゼントでした。

油断してたので、汚い靴しかなく、恥ずかしい。

このイベントの定番お菓子がサンタチョコ。

 

ちょっと包装がめくれていますが、中身は何の変哲もない中が空洞のミルクチョコ。

よほどお腹が空いていなければ、大人は全部食べれません。

それでも子供たちは嬉しそうにしていました。

 

決してボウリングなんてしてませんよ!

 

欲しいおもちゃがもらえる、所謂クリスマスはこの後。

ドイツは本当にじっくりたっぷりクリスマスを楽しむ国です。