・親に反対された経験

あなたは、新しいことを始めようとした時に誰かに反対されたことはありませんか?

例えば、

「お前にはどうせできない。」

「今やらなくてもいいんじゃないの?」

「そんなことあなたには向いてないからやめたほうがいい」

その時に、親の言いなりになって親の望む方を選んだとします。

・親の言いなりになったら…

親の言う通りにして、上手く行けばもちろん良いですが、行かなかった時、「なんであの時止めたんだ。」と親のせいにして、親を責めたくなりませんでしたか?

私は小さい頃たくさん習い事をしていました。その中でも、バイオリンの先生は、自分に向いてないと感じていて、嫌いで仕方ありませんでした。いつも泣いてまで通っていました。学習塾に通うようになったときにスケジュールが合わず辞めましたが、少し経ってから、母親に「なんであそこまでして私はバイオリン習わなくちゃいけなかったの?」「どうして私が辞めたいと言っても止めたの?」と聞いたら、「先生が知り合いだから…」という答えが返ってきて、「こんな軽くしか考えてない親のせいで私はあんなに辛い気持ちにさせられたんだ。」と親を責めていました。

・親の反対を押し切ったら

また逆に、親の反対を押し切って自分の意志を通して、うまくいけばいいですが、もし失敗した時、「親の言う通りにすればよかった」と思ったことはありませんでしたか?

さらには、

「なんであの時にもっと早くに止めてくれなかったんだ。」

そんな風にここでも親のせいにしてしまうことはありませんか?

 私は、大学生のとき同じ府内とはいえ片道2時間近くかかるということで、通えないことはなかったのですが、反対する両親を説得して何とか一人暮らしを勝ち取りました。ただ、家事など当時全くやったことがなかった自分がいきなりできるはずもなく、掃除をまともにしてなかった結果、ゴ●ブリと遭遇。夜遅かったにも関わらず飛んで実家に帰りました。そして母に泣く泣く「もう無理…一緒に住んでほしい。」と訴え助けを求めましたが、「自分で選んだことでしょ」と突っぱねられ慰めてももらえませんでした。

・人のせいにしても幸せにはなれない

このように、

あなたが親の言いなりになった結果失敗したことで親を責めたり、

また逆に

親の反対を押し切ってその結果失敗したことで親に何とかしてもらおうとしたりすることで、

あなたは幸せになれましたか?

でも、あなたが悪いわけではないのです。

どちらの場合もあなたには

親のせいにせずに自分事としてとらえたい

という気持ちはきっとあるはずです。

でも、上手くいかなかったらすぐに親のせいにしてしまう思考のパターン、どうしてもそうなってしまいますよね。自分の中の後悔や情けなさに直面するのは人間誰だってきついことです。 自分のダメなところから目をそらして、自分を守りたくなるのは何も悪いことではありません。

ただ、あなたは本当は気が付いているはずです、

「このままじゃダメだ。」

「人のせいにして目をそらしていても何も変わらない。」

と自分の心が訴えていることに。

「あの時親に言われたから」「反対されたからだ」、と

親に八つ当たりしても、何となく充実しない感覚も既にあったはずです。

私の場合、本当はそんなこと言いたいわけじゃないのにどう言葉にしたらいいかわからず、そんな自分にやるせなさを感じ、涙が何度も出ました。

また、たとえ親に言葉にしてぶつけても、期待するような結果は得られないでしょう。「自分が悪かった」、そんな言葉は未来永劫、親の口から出ることはないと言い切っても良いとあなたはわかっているはずです。

さらにもっとひどいパターンだと、

「人のせいにするなんてあなたはなんてひどいの?」とまるで親が犠牲者を装い、

また、「いつまで過去を引きずっているの」

とネガティブ思考であることを責められる。そのように、返り討ちに遭ったあなたは「自分が悪いんだ」とさらに罪悪感に苛まれるでしょう。

・親があなたに反対する背景

では、まずなぜ親があなたのすることに反対をするのか。一旦親の視点で考えてみませんか?

一言で言うと、親自身の不安や恐れが強いからです。

親も昔、何かに挑戦しようとした時に、親のさらに親から反対され、挑戦しても失敗してそれを克服できずに諦めるしかなかったというネガティヴな経験があるのかもしれません。それをあなたに押し付けている。もちろんそのこと自体はあなたに同じように失敗してほしくないという愛とも捉えることができます。あなたが失敗してしまうことが心配で不安で仕方がないのです。その負の感情が無意識に親の中に根付いてる。だから、少しでも親の思うところと違うようなことをすると、瞬時に反応してしまう。ある意味「あなたのために。」という仮面をかぶせて。

でも実のところ、親は「自分のために」言っているのです。

「自分の言う通りにしたら子供は幸せになるに違いない」、

「自分の言う通りにせず子供が不幸になるのは最初から決まっている。」

その証拠を集めて、より強く実感したい。そして安心したいだけなんです。

・あなたは自由

でも、その親はあなたから見て幸せそうに見えますか?あなたも親と同じように不安や恐れから人生を選択したいですか?

ここで言いたいのは、そんな親の非をあげつらうことではありません。親には親の心の傷があり、そこにアプローチしないとその問題は解決しないからです。あなたに親を変えることはできません。

でも、あなた自身はもう自由なのです。無限の可能性を持っているのです。その中で、あなたがどんな選択をするか。

さっきの例で言うと、

私は、

自分でバイオリンを続けると言う選択を(100%でないにしても)自分で決めていた。そして、弾けるようになれたし、4歳から小学校3年生までバイオリンを習ったという実績を手に入れられた。そして、これからは習っても習わなくてもどっちでもよい。だから、やりたくないならしなくてもよい。

私は一人暮らしをしたいと自分で決めた。そして、家事が苦手だと知った。それなら、一つ一つできる事を積み重ねてできるようになることもできるし、また実家に戻ってもう一度生活を組み立てなおすところからもできる。

「自分は悪くない」、そう自分を信じられている状態なら、このように考えることもできるんです。もう、親の意志は関係ないですよね。

自分自身が選んだことであったし、これから先も自分自身で選べることなのだから。

それなのに、上手くいかなかったら、楽な方楽な方に流れて「親のせい」にしてしまっていた。それも仕方ないことですが、あなたは本当にそんなことがしたいですか?大人なのだから、もうそこに囚われるはないのです。

・まとめ

親のせいにする人生と、せずに自分で選べる人生、あなたはどちらを選びますか?もうあなたは選べるのです。

上手くいかなかった時に、親のせいにして、自分自身、失敗の原因から目をそらすか、

それでも自分の中のやりたいと思っていた自分の心の声に耳を傾けて、自分の人生を送っていくのか。

・あなたが今ここで自分の選択をするための力

確かに誰のせいにもせず自分で自分の責任をとって歩いて行くことは大変です。心細く感じるかもしれません。でも、失敗しても、うまく行かなくてもあなたのことを変わらず信じてくれている人は必ずいます。そして、そんな人はあなたが生きたいように生きて幸せな姿を見て、あなた以上に喜んでくれるかもしれません。

どれだけ反対されても、あなたの心の声に従うことでしか本当のあなたの幸せを掴み取ることはできません。あなたが幸せになる方法を知っているのはあなたの心だけなのだから。

まずは、「自分は悪くない」と思えるようになりませんか?そして、あなたが幸せになるための人生を一緒に切り開いていきませんか?

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