萌えアイドル

「何もやらないで、私が、私が・・っていっているよりも、
私にもできることがあるかもしれないと思って出ていくと、
 自分にも自信がもてると思うよ」



「一期一会」という番組は、ほんとうにおもしろい。
毎回、まったく考えの違う若者二人が出会う番組だ。
最初に出会った時は、完全に相手を受け入れない。
最後も受け入れていないのかもしれないが、
ただ最初と違う点は、

「考えの違う相手を認めている」という点だ。
認めた上で、「やっぱり自分とは違う」
そう思うことによって、「自分ならこう生きたい。

たぶんあの人とは違う道を行くだろう」という、

ばんやりとした指針ができている。

この日の放送は、

萌えアイドルと内気で何もできない女の子が、
3日間、同じ行動をする番組だった。
萌えアイドルといっても、無名の十代だ。
ところがこの萌えアイドル、

ピンクのひらひらスカートを着てはいるが、
なかなかしっかりとした女の子だ。
いろいろ話しているいちに、内気な女の子は、
「夢みることと自分に自信をもつことは、

かけ離れているようでそうでもないんだなあ」って

思い始める。

自分と同じような人といっしょにいるほうが、

だんぜん楽だが、
違った人と出会うのは、大切なことだ。
自分と考えの違った人を認めるというのは、

たいへんなことだ。
けれど自分と違っているからこそ、

大切な何かが見えてくる時もある。