相田みつを
「ようやくいいところまできたのに、人から足をひっぱられて
転落することは世間にはよくあることです。
しかし冷静に省みると、足をひっぱられるような種をまいて
いたのは、往々にして自分なんですね。
だれうらむことはありません。身から出たさびです、
なにかあると私は勝手な解釈をつけて ひとり唱えることに
しています、このことばは私の心の鎮静剤です。」
もしも、だれかに裏切られたり、落としいれられたとしても、
人をうらんで一生を棒にふるぐらいなら、「身からでたさび」と
考えて暮らしたほうが、どれだけ救われることだろう。
「人は自分の鏡」とよくいいますが、相手のことを嫌っていると、
相手も自分のことを嫌っているものです。
自分のことは、本当によくわからない。
だからどこに本当の種があるのかわからないまま、
結果だけを見て、相手を責めるのは、
少し待ったほうがよさそうです。