沢則行(人形劇師)
「視点を変えて、楽になる」
自分の悩みに向き合うということは、辛くとても嫌な気分になる。
そんな自分にどうしようもなくなった時は、自分の逃げ道を作って
やるのだそうだ。
自分を追いつめて、逃げ道がなくなって人を傷つける前に、
視点を変えて、自分を楽にさせる、それが沢さんにとっては、
人形劇だったのかもしれない。
人形が、自分のかわりに、いやな事、困った事を言ってくれるのだ。
だからこそ、沢さんは、周辺を大国に囲まれたチェコの人形劇に
惹かれたという。
いつも大国に迫害された、チェコの市民の知恵だという。
人形劇にかぎらず、そんな方法は、身近にたくさんある。
それは、日記だったり、詩だったり、自分の苦しさを小説の主人公に
言わせる方法だってある。そうして、自分を昇華していく。
それが「ちょっと気楽になる方法」なのだそうだ。