2007.9.17
半年ぶりのドライブは 雨の降りそうな空模様だったが、
それでも私はうれしかった。
きのう充電し終わったデジカメを片手に、
車窓から眺める風景は、どれも古くて新しく
そんな景色が少しでも明るい色であってほしいと、
私は何度も心配しながら上空を見る
途中の道の脇の田んぼには、
半周するぐらいのかかしが立っていた。
どうしてこんなに、たくさんのかかしが必要なのかと
不思議に思いながらみていると、
こんなところに、「カール」おじさんがいる。
幾重かに重なり合った山際の谷の間から
まるで湧き出すかのように白い水蒸気が立ち上っているが
本当は上から降りてきた低い雲の一団が
谷に落ちてあたりを白く濁ってみせたり、
山際をかすめて流れていくだけなのだ
遊びつかれて日も暮れだした
夕方近くの雲の切れ目から、時折太陽がのぞく
暗く重たい雲だが、けれど銀色に光っている
もうすっかり暗くなった道すがら
車の窓の外には上弦の月が、
左に前に、動きながら回ってみえた
私にとって、きょうはとても楽しい一日だった

