選挙権は民間に与えられた唯一の民主主義であると思う。

が、選挙権を持つ有権者の50%は選挙に行かないという。

なぜ? とりあえず7つの理由をあげてみよう。

1、私が投票に行っても何も変わらない。
2、投票日は日曜日だけでしょ?週末は休みたい、遊びたい
3、選挙のことはよくわからない。特に投票したい政党・候補者もいない。
  候補者全員同じに見える。どこに投票したらいいか分からない。
4、住民票を移していないし、実家(住民票がある地域)に帰る時間もない。
5、政治とか選挙とか正直詳しくないから、私なんかが投票しない方がいいと思う
6、日々の仕事や学業、家事などで忙しい、行くのが面倒
7、若い世代の人口は少ないし、投票率上がったところで若者の声は聞かれないん   じゃないの?

などの理由にあなたならどのように答えますか?

私などは親の影響で自然投票所には足が向きます。

因みに私が投票権を得た場所はここ尼崎でした。

そして春には必ずと言っていいほど春闘という賃上げ要求のデモが

鉄道会社で決行され、通勤に支障が起こりました。いわゆる労働運動です。

戦前の日本の企業にはこの労働組織はありませんでした。が、戦後、

アメリカの指導で取り入れられ、急速に進展したようです。

私はまったく労働組合というものは意識したことがありませんでした。

ですから労働組合の有無で会社を選択することはなかったのです。

ところが私の勤務するこの職場でその労働運動が起こったのです。

その人は仕事も良くできてみんなから好かれていた人でした。

本当に「寝耳に水」という驚きでした。労使対決です。

私は意気地がないのかこういう闘争は苦手でした。

ですからこれをきっかけに会社を辞めました。

それがです。今は政治活動をするようになりました。

きっと社会の矛盾を感じたのだと思います。少し遅い目覚めです。

それというのも1990年代から徐々に政治の世界で

変革が起こるようになりました。

そのいい例が自民党を離党する人が出て新党を立ち上げたことです。

そして、そのことにより自民党と社会党が連携しました。

あり得ないことです。が、実現し、社会党は滅びました。

そしてイラン・イラク戦争。日本は憲法を踏みにじりました。

私の内臓は破裂するほどの衝撃を受けました。

そして社会にはパワハラ・セクハラの言葉が飛び交いました。

差別、

まるで終戦前の日本の姿が再現されたみたいでいたたまれないものがあっ

たようです。

この頃の私はもう完全に自民党は敵になっていました。

が、同様に野党も私の支持したいという党はありませんでした。

唯一共産党ですね。が、なぜか前向きにならない私がいました。

その一つは私が高校生の頃、

同級生から社会参加を勧められたことが端を発しています。

その社会運動とは共産党への入党です。

ご存知のように私は社会党派です。

そしてその後安田講堂事件•赤軍による浅間山

荘事件・よど号ハイジャックと凶悪な事件が相次ぎました。

共産党を嫌う理由はそこなのかもしれません。

そして今、フランス革命を思い出しています。

マリー・アントワネット
オランプ・ド・グージュ
ロラン夫人
テロワーニュ・ド・メリクール

フランス革命の女性たちです。そこで思い出されるのが「ベルサイユのバラ」

はちゃー!です。

300年前のフランスの人権宣言は男のものだったと知った婦人たちの反乱です。

そして今、日本でその精神が芽生えつつあります。

勿論、戦争などは致しません。

唯一ある投票権で、社会の大きな壁を取り除くのです。

その壁はとてつもなく厚く大きい。

ベルリンの壁というようなものでもない。

おそらく万里の長城ぐらいはあるでしょう。

はてさて、生きているうちに実現できるだろうか?

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。

今日もよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
探求とは疑念に始まり、
疑念を除去する条件をつくることに終わる。
疑念を除去する条件をつくるということは、
信念がつくられるということである。
〈デユーイ〉