子供の頑張っている姿を見て、ぐっときた。





しかし、子供のかけっこは、ビリだった。




私も運動神経が悪く、いつもビリだった。
リレーなんて、いつも抜かされていた。




子供のリレーを見ていて、めっちゃ足が早くて、前の子を抜かしている子がいた。




普通の人だったら、あの子は足が早いな、で終わるだろうが、私は違う。




「抜かされた子の気持ちなんて、追い抜いた子はわからないんだろうな」だ。




追い抜いた子は、とっても気持ちがいいはず。追い抜かれた子は、あーあー、みんなに迷惑かけた、、の気持ちだ。




あー、なんか最近の私とリンクしてしまった。小さい時から、こうゆう体質だったのか、、と悲しくなった、、。




主人は、走るのが早く、いつも一番だったそうだ。




主人に聞いたら、いつも一番を目指して走っていたそうだ。びっくりした。私はそんなふうに思って、走ったことがなかった。




自分が走るのが遅いとわかっていたので、走るの緊張するな、やだな、と思っていた。




なんで、あんなに早く足が回転するのかな、、と不思議に思っていた。




足が早くなりたかったら、走り込んだり、いろいろ勉強すればよかったはずだ。向上心が全くなかったのだ。




勉強もそうだ。一番になりたいなんて、思ったことがない。試験前、勉強はしていたが、時計を見て、えー!もう1時過ぎてるの!?、、、まじ?、、寝よ、、となっていた。




主人から子供の走りを見て、子供も早く走ろうと思ってないと思う、とのこと。




主人は走るの早かったから、子供が走るの遅くて悔しくないの?と聞いたら、悔しくない。運動会を楽しめばそれでいい。俺と子供は別だから。と。





運動会に行く前、私は子供に「がんばってね」と言ったが、主人はなにも言っていなかった。




ちなみに、リレーで追い抜いていた子の親は、早く走って一番になるように特訓していた。




親の教育で、子供も差がでてくる。




年長になって、かけっこの走り方も、足が早い子と遅い子の差がかなりわかるようになった。




どこまで、親は子供に口をだしたほうがいいんだろうか。