にんじん6月23日(木)Fujii Kaze alone at home Tour2022☆16本目@帯広市民文化ホール



ルンルン32公演中16本目 折り返し地点

ご縁があって帯広公演に参加してきました。
風さんひとりぼっちの全国ホールツアーの発表があり、ひとりなら
念願のピアノ弾き語りがたっぷり聴けるのだろう。夢のようだ。行きたい!聴きたい!と
切望し、祈り、「ご用意できました」を見た瞬間安堵で
膝から崩れ落ちそうになった。
全国32公演あってもひとり一か所しか応募できず、それでも
とんでもない激戦で、奇跡の渾身の1公演に感謝お願い

飛行機当日朝のJAL便で向かう。羽田では既に風グッズTシャツを着た人を5~6人は見かけた。

 

 

帯広は曇り空で肌寒いのでLASAパーカーがちょうどよい。

 

 

コーヒー六花亭でお茶した以外は観光もせずホテルのお部屋にBlu-rayプレイヤーを
準備してもらってたので持参したHEATをずっと鑑賞。

 

 
 
 
 
 
 
 

グッズ先行販売でツアーTシャツやカードを購入しリクエストカード記入投函し、

ホテルで着替えてから会場へ向かう。

帯広市民文化ホール
開場18時15分 開演19時
キャパ1540

18時過ぎにホールへ入場列に並ぶ。スタッフの誘導が無くどこが
列最後尾かわからないゆるさだったがあまり時間もかかることなく無事入場。
私の席は2階席16列だったが2階と言っても実際は1階席16列目なのでステージにもけっこう近い。
地方の市民会館に時々ある構造で1階席後方列を「2階」と呼び
3階席、4階席も実質は2階の前方、後方ということだった。
帯広は14列までが1階席で通路の後ろ15列目以降が2階席でした。
私の好きな上手席。風さんはセンターにあるピアノの右側、上手で
歌うことがなぜかほとんどなのでピアノ弾く時の手や指の動きがよく見えるからなのだ。
風ライブでは好みの席がSIDE-K(笑)
ステージには赤い幕が降りていて幕の前下手と上手にひとつずつ花壇が置いてある。チューリップひまわり
緊張しドキドキしながら開演を待つ。
開演前注意事項を告げる場内アナウンスが流れるが、途中で読み上げる女性の声が
一瞬つっかかり吹き出してしまって、何が原因か不明だがその後も笑いをこらえるような
話し方のままだった。こんなの珍しいわ~w
客席もつられて笑い声が漏れ、アナウンスが終わると励ますような拍手も。
なんだったんだろうニコ

定番SEが流れ、ふっと音が途切れ開演を告げる
古風なブーッというブザー音が鳴り響いた。
5分くらい遅れていたかな?
するすると幕が開く。
心臓ばくばくラブラブ
目の前に広がる風さんのおうち。いずれツアーが終わったら
デザイン画も公表されるのだろうけど、私に絵心があったら
描き留めておきたいくらいかわいいおうちだった。
夢にまでみた風さんのおうちにやって来られた!
花壇の後ろ、ステージ前方にはグリーンの芝生シートが横長に敷かれている。
下手端にリクエストカードが入ったポスト。お部屋左側にスタンドとソファが置かれ
センターにいつものハイブリッドピアノ。ピアノの後ろに
ダイニングテーブルと椅子が置いてあるような。
左と正面に窓が2つ。ソファの並びに棚が置いてあり奥の壁には
お花の花瓶の絵画。冷蔵庫と右手奥に衣装がかかってるクローゼットハンガー。
上手に二階へ上がる階段、その前に観葉植物がひとつと出入口のドア。
2階屋上の上にワイドビジョンがあり帯広では人参の絵だった。にんじん
YASAI TABEYO
屋上の柵の上には小さなライトの電飾ワイヤー。
空はこの時はまだ日中の明るさだったかと。
お部屋の中は幕が上がった時暗くて、下手のソファにのみスポットライトが
当たっていた。
ソファに座りギタレレを奏でる風さんがいた。
衣装はネタバレでもチェックしていたけど、ピンクとパープルの
もこふわっとしたイメージのかわいいスウェット上下。
誰かが「ねるねるねるね」って言ってたのよくわかったw
こんなギャルが好みそうなかわいらしいピンクスウェット
着こなしちゃう25歳男子藤井風。
この時は確か白い靴を履いていた。
ひぇぇ・・代々木アリーナライブ以来の生風ライブだ・・

1.Best Part (Daniel Caesar&H.E.R)

初日速報で風さんがギター弾き語りをしたと知り、そりゃびっくりしたよ。
過去にインスタやラジオで、ギターは苦手で弾けない、と言ってた。
もちろん風さんのことだからちょっと練習すればギター弾くのも
楽勝だと思っていたけど、いつの間にこっそり練習していたんだ!
予告無くステージで披露するまでに仕上げていたなんて。
GW寝そべり配信でも歌ったことのある
Best Part
確かにギター弾き語りと言ってもわりと簡単そうなコードを
弾いていただけかもしれないが。
ギターではなく小型の「ギタレレ」らしい。
2020年1月6日のインスタで弾いてるのと同じなのだろうか?
優しい歌声でささやくようにフルで歌ってくれて
素敵過ぎた・・1曲目から魂持ってかれた。

続いて・・大好きな曲!ライブで初めて聴ける!

2.Weak (SWV)
ソファにギタレレを置き、立ち上がり最初はハンドマイクでアカペラで
しっとりと歌い出した。鳥肌もん・・
歌いながらゆっくり歩いてセンターのピアノの前に座り
弾き語り始めた。固まってしまいそうに耳と目を集中させる私だったが、
ん・・?
Weak後半から手拍子が始まった。なんでこの曲で手拍子が起こるん?
風さん自らの合いの手クラップは大好物だからええねん。
元々ライブでのやたらな手拍子が苦手だけど、まさかのWeakにはリズム
バラバラのお客さん手拍子はいらんやろ。お願いだから静かに聴かせて。

3.Sunny(Bobby Hebb)

ソフトでメロウな力強い歌声とピアノアレンジの技に口あんぐりするしかなかった。

4.Circles(Post Malone)

洋楽ピアノ弾き語り3曲はLACAナンバーから。
スペシャ特番でも演奏してくれてたがライブで聴くのは
もちろん初めてだったからどの曲も震えたえーん
座席の角度的にもほどよく風さんの横顔と指と手の動きが
見える位置で大正解。双眼鏡でガン見した。
風さんの本領発揮。圧巻でした。ライブ序盤で既に放心状態。

ここまでは風さんひとこともしゃべらず観客に向けられるのは
表情とジェスチャーのみでひたすら歌い奏で続けた。

Hello!Friends!
Welcome to my room!

初めて発してくれた言葉はゆるゆるな雰囲気の英語の挨拶。
Obihiroに新しく引っ越してきた。
僕の家に遊びに来てくれてありがとう。
I'm alone at home
僕はひとりぼっち。
皆さんもひとりぼっちでも
Don’t worry!
Relax! Be Natural!Be yourself!

こんな感じで英語と日本語で語ってくれた。
柔和な微笑み。おひげは顎と口元にうっすらバージョンだった。

Let me show you my Garden!
僕のガーデン見て!

と言いながらじょうろを持ち出して来て
ステージ左右両方のガーデンに勢いよく水やり。
じょうろを大きくぶんぶん振り回すから実際に水が入ってたら
前列のお客さんびしょぬれだw
豪快な水やりに笑いが起こる。

ピアノの前に座ってハミングから始まる大好きなガーデン初披露。

5.ガーデン

藤井風TVのTELASAスペシャルコンテンツで何度も聴いた
弾き語りバージョンを初めて生で聴けて感無量・・
当然のことながら配信映像で見たのよりも
生ライブバージョンのガーデンは数百倍素晴らしかった!

6.きらり

昨年VIVALA ROCKで初聴きしHEATライブでも観ることが
できた「きらり」は風さんハンドマイクで歌っていて
特にHEATではダンサー陣と華々しく踊り歌っていた。
今日初めて聴くピアノ弾き語り「きらり」も極上でした。
雨のフリーライブとよく似たアレンジだったと思う。
「おびひろ~音譜」(笑)

7.優しさ

ピアノから立ち上がりハンドマイクで部屋の中を歩き回りながら
アカペラで歌い出し、歌いながら階段を上がり2階屋上へ上って行った。
これも横浜フリーライブで広い芝生を駆け回りながら
歌っていたパターンを彷彿とさせる。
屋上で朗々と歌い上げてから再び階段を降りてピアノに座り
弾き語り始めた。聴き惚れる。

洋楽カバーに続いて風オリジナル曲もピアノアレンジで
がんがん弾いてくれて、これよ、これが聴きたかったのよ~・・汗
優しく響き渡る力強い歌声に耳を傾け
鍵盤の上を華麗に動き回る長くて綺麗な指を双眼鏡でガン見して
このうえない幸せに満たされる。

この後、喉がかわいたと冷蔵庫から水を出しコップに注ぎぐびぐびと飲みだすが・・
わざとらしくwお水を盛大にピンクのスウェットにこぼしてくれた
「あ~・・お水をこぼしちゃったのでお着替えします!」
お約束の生着替えタイム!
客席の方を向き、上着を脱いで勢いよく「ぽいっ!」と
放り投げる。上手階段真ん中あたりに落ちた。
次に下のスウェットをすとん!と落とすように脱ぎ、
「ぽいっ!」とこれまた勢いよく下手に投げ床に落ちた。
上は白っぽいTシャツを着ていたような気がするが下は
赤い単パンで細めの生足が丸見えである。
ライブで衣装を脱ぎ捨てたらスタッフがすぐ回収に来るが、ここは風さんのおうち
なので誰も来ないで確か最後まであのスウェット上下は右と左に落ちてた
まんまだったw
きっと風さんプライベートのおうちでも服を脱いだらそのへんに
ぽいっとしたままどこにあるのか忘れて探してそうな気がする。
クローゼットから引っ張り出して来たまつりMV衣装っぽい赤と緑と白?のジャケットと
白っぽいパンツに着替えた。白い靴は脱いで裸足のままになった。
お着替えし終わる最中からドアの外に誰か来たようで
ピンポンピンポンピンポン・・・かなりしつこく鳴らしてたが
風さんはあまり気にせずマイペースで「あ、宅配便だ」と
上手のドアへ向かう。
「アマゾンです」長細い荷物を持って入って来た赤いつなぎユニフォームを着た
アマゾン配達人さんは大地さんのようだ。
風「今日帯広に引っ越してきたばかりで」
手慣れた様子でグリーン芝シートの上にキーボードを置き
マイクも備え付けてくれる。
風「あ~。設置サービス付きなんですね」
アマゾンさんはお土産も持ってきてて、風アプリ楽屋写真にあった
「柳月きこりのおかしランバジャ 8枚入り」
「インディアンカレー出前メニューチラシ」
「ちびっこばん馬リッキー号くんともう一頭ぬいぐるみ(黒と茶色?)」
ピアノの上に置いて行った。
キーボードセッティング終わったら「サインを」「ふじいで」
アマゾンさんが帰ったら風さんは「手紙がきとる」と、下手端のポストに向かい、

中から大きな袋を取り出してサンタさんのようによっこらしょと持ってきて
キーボード横に置く。
約1500人分の熱い思いがこもったリクエストカードが
いっぱい詰まっている袋。
「これからみなさんのリクエストに応えて歌っていきます。恐怖の時間(笑)」
寝そべり配信そのままにキーボード前にうつぶせに寝転がった風さんが
「まだ中はまったく見てませんよ~」とつぶやきながら
袋にごそごそ手を入れ右手で「はいっ!」と勢いよく取り出して
ピッとカードを上に掲げる。レッドカード出す審判みたいな。

リクエストは順不同で
☆若者のすべて(フジファブリック)
風さんに夏っぽい歌を北海道で歌って欲しいと。
これは風さんほっとしたことでしょう。
安定のサビ部分を歌ってくれた。ブラボー!

☆君に、胸キュン(YMO)

これは・・年代がわかる(笑)
当然風さんはあまり知らなかったようで「渋い・・」とスマホで
歌詞と曲をぐぐる。
でも歌い出して見たら「君に~胸キュンドキドキキュンッドキドキ
キュンで首を傾げて両手を広げてかわいく歌ってくれて、歌い終わった直後に
恥ずかしそうに両手で顔を覆ってしまったり(過去ライブでも時々やってた仕草)
かわい過ぎてお客さんみんな胸キュンだったかとドキドキ

☆Just The Way You Are/素顔のままで (Billy Joel)

人は素直でそのままでいるのが一番、というのが理由だったかな。
「これまた渋い。歌えるかな・・?」
とかぼそぼそ言ってたから、えっ!?歌えるっしょ!!
もう大好きでYou Tube何度見た事か。
キュートでした。

☆Happy Birthday (Stevie Wonder)

奥様に教えてもらって風さんのファンになったという
ご主人から奥様の誕生日なので歌って欲しいというリクエスト。
客席からもご夫婦にお祝いの拍手!拍手
意外に風さんよく知らなかったみたい?で
ほぼサビのとこだけ。

わりと古い渋めリクエストが続いたら
「若い人には知らない曲ばかりでごめんなさいね」と
あやまる25歳男子w

途中もう一回「若者のすべて」を引き、「これはもう歌ったから」と却下。
人気あるね。

☆風になりたい (THE BOOM)

風さんにぴったりな歌なので歌って欲しいとリクエスト。
他会場でも歌ったことあったよね。

☆フライディチャイナタウン (泰葉)

これも風さん十八番な歌で大丈夫でしょう。と思ったが、
歌詞があやふやでほとんどふんふんハミングでごまかし
サビは熱唱してくれました。
「こんなに歌詞忘れとるんもんなんじゃな」

☆帰ろう (藤井風)

ピアノを習い始めたばかりという2歳の子からリクエスト
「どうやって書いたんじゃろう?」
そりゃ親が書いたに決まってますけどw
今回のセトリには無い曲なのでちょっとだけでも聴けてよかった

☆恋 (松山千春)

風さんはこの曲知ってますか?と帯広ならではのリクエスト。
「これは知ってましたよ~」と歌ってくれました。

☆カブトムシ (aiko)

これも何度も歌ったことある定番カバー。

続いて客席からのリクエストを募る。
風さん立ち上がって
「1階2階の人は我慢してな。3階の人もごめん、我慢して。4階の一番後ろの人」と、
実質2階を見上げながら言っていた。風さんはこのホールの構造も1~4階の意味も
ちゃんとよくわかっていたんだな。きっといつものように開演前実際に4階席まで
行って座ったりしていたのだろう。
私の席からは上階の様子は見えなかったからどんな人が当たったかは声だけしかわからない。
リクエスト1曲目は女性からで「ちょうどその世代だったのと、風さんの
YouTubeカバーを見て泣いたから」
☆木綿のハンカチーフ (太田裕美)
これは歌詞もけっこう覚えていたと思う。

次も4階を仰ぎ見ながら、ちゃんとコンタクト入れて来たのであろう
「ずっと手を挙げてる人」とか指名したかと思ったらスタッフの人に
「もうお任せします」とか言ったり。スタッフは誰だったのかはわからない。
ずっずさんだったのかな?

☆Smile (Nat King Cole、Michael  Jackson )
インスタで歌ってくれたSmile。とのリクエスト。
風さんの歌い方はマイケルバージョンっぽい気がする。
私もインスタのカバーが大好きで聴きたかったから嬉しい。

これでラストの曲は女性からで
☆ SAY YES  (CHAGE and ASKA)
これも年代がわかる渋いリクエスト。
若い頃にご主人とデュエットした曲、と言ったら
風さんがうまく聴き取れなくて「ビリッと!?」なんて
聞き返してたの面白かった。

全体的に帯広は客層も確かに年代幅広かったし、渋め懐メロリクエストが
多かった。全12曲だったかな。
読めなかった残りのリクエストカードも後で全部目を通してくれるって。
楽しかったリクエストタイム終わり。
はあ・・まさかの寝そべり配信をライブで聴ける時が来るなんて。感涙。
ほんとにあのまんま、うつぶせで寝そべってあの体勢で鍵盤弾きながら歌って
ホールに響き渡る声量。素晴らしかった。生足でゆらゆらリズム取って
とてつもなくかわいかった。

「そろそろ藤井風さんの曲も歌いたいと思います」

8.何なんw
私の原点の曲、何なんw!
ここからはハイブリッドピアノで弾き語りバージョン。
いつか一緒に「何なん!」コールできる日が来ますように。
こけたりピアノダイブしない弾き語り何なんwをライブで
聴くのは初めてだった。
裸足のままピアノのペダル踏んでた。

「皆さん、僕の新しいアルバム LOVE ALL SERVE ALL
聴いてくれてますか?」
声は出せないから客席から盛大な拍手で
「もちろん聴いてるよ!いっぱい聴いてるよ!」
の思いを伝える。
風さんも嬉しそうににこっと笑っている。
次の曲には深呼吸タイムがあります。みんなひとりひとりは
ひとりぼっちでも全体は一つに繋がっている。
alone at home Tourにぴったりな曲。

9.ロンリーラプソディ
すーはーのタイミングで
「綺麗なもんだけ吸って~。ネガティブなもんは全部吐き出して~」
2回くらい一緒に深呼吸タイムがあった。まさに癒しとデトックス。
「特にない」に変わるセラピータイム。浄化されました。

10. それでは、

これもTELASAスペシャルバージョンで聴いていたが、生ライブで聴くと
更に壮大だった。風ピアノの醍醐味。

11.青春病

ピアノ弾き語りバージョンだと風さんがやらないから野ざらしダンスも
できる雰囲気じゃない。お客さんずっと着席だし。ほんの小さくちょっとだけ
リズムに合わせて手を動かしてみた。

ここまで歌ったところで再びピンポン来客。
「よく客が来る日じゃな」玄関に向かうとダチオさんザベスさんの2人が
引っ越し祝いで遊びに来てくれてた。
「あっ。優しさキリがないからMV撮ってくれた山田健人監督と
ドキュメント撮影のエリザベス宮地さんですね」
カンペを説明口調で棒読み。
引っ越し祝いのプレゼントで「花畑牧場生キャラメル」の箱を
風さんに渡したんだけど、蓋を開けてみたら中身が一個くらいしか無い?
食べかけ?笑い泣き
「後で食べる」とピアノの上に置いた。
次の曲はザベスさんが自前カメラ、ダチオさんはスマホで撮影してくれるとのことで
赤いスマホを取り出して、待ち受け画面が屋上のヴィジョンに映し出された。
待ち受けは北海道の草原をバックに顎マスクのずっずさんのアップw
「誰だよこれ」とダチオさん、ザベスさんがぶつぶつつぶやく

12. 燃えよ
迫力の弾き語りバージョン燃えよ!メラメラピアノ弾く風さんの周りをダチオさんがぐるぐると
回りながらスマホ撮影するのだが、さすが風さんの魅力を知り尽くしたダチオさんのカメラワーク。

ちょっとうざそうに上目遣いで見上げる風さんの表情やピアノの上から乗りだすように撮影した

鍵盤上の手指の動きとか美味しい映像がモニターに映し出され、生の風さんも見つめたい、映像も眺めたい、と目が忙しかった。
その2人を撮影しながらぐるぐる動くザベスさんが
床に脱ぎ捨ててあった風さんの服に足をひっかけそうになったり。
客席も含めた記念撮影してからお2人は帰って行きました。
名残り惜しそうに見送る風さん。

空の色もすっかり夜になってきた。
屋上の空の色は時間によって変化していき、いつだったか
忘れたがパナスタ特設サイトのグラデーションパープルの空だった時もあって
綺麗だった。

ここで「汗かいたな」と2度目の生着替えタイム!どんだけ大サービス。
クローゼットから今度はモスグリーンの上下を取り出し、着替えた。
HEAT衣装に似ている感じ。鏡を見ながら
「うん、かっこいい!」靴も履いていた。
「皆さんはカラオケよく行きますか。ここの家にはカラオケが付いてるそうなんでカラオケ
客席に向かって立ち、上階にリモコンを向けて、ピッ!
たちまちライティングがディスコ調に変わり、天井からミラーボールが
降りて来る。
「立ってええんやで~」
風さんに促され客席一斉に立ち上がる!

13.damn
キラキラ光るミラーボール乙女のトキメキの下でカラオケ音源に合せて歌い踊る風さん、
めちゃかっこよかった!もちろんライブ初聴きのdamn
これからもライブで盛り上げ曲になりそう。

14. まつり
イントロが何度かリピート続く。風さんの準備タイムだったようだ。
風さんは階段登って2階に上がり屋上に立ち歌い始める。
おびひろ~音譜
客席のみんなも一緒にまつりダンス音符一応MVで手の振りとか予習しといたよ。
楽しかった!

いよいよ宴も終わりの時間が近づく。風さんの語り。
Repeat after me in your heart
I’m perfect.
You are perfect
I love me

みんな自分の中にパーフェクトなもんがおって、わしもそうなんだけど
Perfectだってことを忘れて迷ったりくよくよしてしまう。
でも昨日より今日、今日より明日、少しでも良い人間になろうと
頑張っている。
まず自分を愛することを忘れないで。
そして野菜を食べよう。

ざっくりこんな内容だった。大切な言葉を胸に刻み込んだ。

ついにラスト曲。
15. 旅路
「皆さん、座りたい人は座って、立ちたい人は立ったままでいいですけど
わしは座らせてもらいます」
ほとんどの人は立ったままだった。
風さんはピアノの前に座って歌い始めた。
これからも長い旅路を一緒に歩いて行こう。
風さんのお部屋で過ごす一日の終わりにふさわしい曲。
帰りたくないよ・・
風さんの言葉をかみしめながら聴く旅路はひときわ心に染みた・・
泣けた。
そして、旅路に手拍子はいらないよ・・ほんまに。

歌い終わった風さんはセンターで深いお辞儀をする。
客席からの割れんばかりの拍手に対し、両手を高く挙げてからおろし、
包み込むように抱きしめるポーズで笑顔のエアハグ。
みんなの拍手と思いをすべて抱きかかえてくれたみたいだった。
ほんとにもうなんて人だろう。
ありがとう!と
何度も客席に挨拶してから、ピアノの上のリッキーくん2頭馬を片手でむんずと
掴んで、ぶんぶん振るようにしてバイバイしながら上手のドアへ向かう。
「また帯広必ず戻って来るから」
リッキーくん達と一緒に去って行った。次の札幌のおうちに向かって。
アンコールは無いのはわかっていた。
規制退場でゆっくり余韻に浸りながら会場の外に出た。
雨が降っていた。ホール向かいのスーパー入り口に長い行列が
できていたのは店内駐車場へ向かう人達だったのでしょう。
お店は閉店していてひとつしかないエレベーターに順番に乗らなくては
いけなかったらしい。やはり北海道は車移動の人が多い。

 

 

 


ホテルに戻っても幸福感に満たされ余韻に浸ったまま何もできずに
ぼーっとしていた。HEATのBlu-rayを夜に見ようと思ってたのに
aahTライブの印象に浸りたくて結局見ることもできなかった。
またしてもいまだかつてないライブを体験してしまった。藤井風劇場。
ネタバレ大歓迎の私は初日から毎回レポチェックして大方の予想は
ついていたはずだった。でも実際にこの目で見たステージは予想を
遥かに越えてて、やはり風さんはとんてもない人だった。
昨年までの箱旅、HEATとも全く違う風さんがそこにはいた。
長く生きてきて数え切れないほどライブを観て来たけれど
こんなライブ観た事ない。
とてつもなくチャーミングで努力の人で全身が音楽と愛を伝える
楽器そのもので、でも飾り気のないピュアで自然体の若者でもあって。
渾身の一公演。本当ならチケットさえあればもっと何度でも観たいライブだが
それはかなわない。一度でも参加できたミラクルに心から感謝お願い
ツアーが終わったらいったいどのようなコンセプトでこのライブを
作り上げたのか裏話をずっずさんに語って欲しい。2回もの生着替えの主旨も(笑)
過去何度か風さんライブを観る事ができてきたが
大好きなピアノ弾き語りをもっとたくさん聴きたいと恋焦がれてた私にとっては
これこそが観たかったのよ!大満足なライブでした。
あ~、でもなぜ「やば。」は歌わなかったんだろう。弾き語りで聴きたかった。

風さんから発せられる波動と愛と優しさと癒しに満ち溢れた
空間でした。
風さんのおうちにお招きいただき、心からありがとうございました。キラキラ
aahT2022ファイナル三茶まで無事の完走をお祈りしていますお願い