一時期、梅酒作りに嵌っていました。
4リットルの梅酒瓶3つ分が毎年満タンでした。(すぐに減ってしまうけれど)
ホワイトリカーも美味しいけれど、ブランデーで漬けると「…!!」となります。^^
作ってすぐに飲み干してしまう夫と自分ですが(夫と私、ふたりともお酒が大好きです・汗)、ブランデーで漬けた何年か前の梅酒ひと瓶は、大切にとってあります。(…実は押し入れに入れっぱなしです ^^;)
今まで梅酒のみを作っていましたが、スーパーで梅を見る度、実は梅干しを作ってみたいなあと思っていたんです。
でも青梅の季節はいつも忙しくて、作りたいけど余裕がなくてですね……。
と、これは完全な言い訳です。^^;
今年は余裕のある初夏でして、スーパーで綺麗な黄色の小梅を見て閃きました。(大袈裟!)
「梅干し作ってみようかなー。袋で」
え?袋??カメ・樽じゃなくて??
あの、実はですね、NHK出版の「きょうの料理」に、「ジッパー式袋で作る梅干し」が掲載されていたんです。
「きょうの料理:道具いらずの梅干し 柳原尚之先生」 ※ 別窓が開きます。
梅干し作り=大変かも…大変だよなあと尻込みしていたんですが、 このレシピ
を拝見して勇気が湧き、「自分でも梅干しが作れるかもしれない!」と、初めての梅干し作りに挑戦致しました。
夫のお弁当作り、結婚して9年の間、ほんの時々だけ作っていました。
えーとはい。甲子園&紅白レベルです。「○年振り〇回」……orz。
ほんとに悪妻!!
ですが、今は毎日作っています!!
夫のお弁当の希望は、「ご飯には梅干しを入れてね」でした。
おにぎりの場合は梅干しとおかか醤油和え、が夫の鉄板です。
病気になる前は適当に購入していた梅干しでしたが、それも今は昔。^^
出来るだけ添加物の入っていないものがいいなあ → あ!じゃあ自分で作ればいいんだ!と閃きまして。って閃きっぱなしです。目の前キラキラしっぱなし。 「眩しいので画面を凝視しないで下さい」です。
ということで、自分なりに作ってみました。
あ!土用の丑の日=梅を干す日は来ていないので、まだまだ完成途中です。
小梅です。追熟中。
……ですが、自分の保管状態がよろしくなくてシワが寄っています。
約700gでした。
1㎏購入して、傷のついてるものは「梅酢シロップ漬け」にしました。
↓
塩をまぶして(17%だったかな?)重石をします。
ペットボトル1L×2本。
二・三日すると梅酢が上がって来ます。^^
↓
重石の重さを半分にします。
実は、「やわらかアイス〇ン」です。
手頃な重石が見当たらなくて、こちらを量ったら約900gだったので、はい。
↓赤紫蘇を揉んで、
ってこちら、初めて揉んだんですが、「ぎゃーすっごい鮮やかな紫色の汁が出る!!」「うっはー梅の香りがする!」と大興奮でした。
約1㎏の赤紫蘇ね、最終的には「掌からこんにちは!」となりました。(意味不明)
その赤紫蘇を密閉式の袋に入れて
ああ、この時点で「梅干しの宝石箱や~~!」でした。って誰w
そして神戸。じゃなくて。いや神戸好きだからいい。って何突然。
でなくて、梅雨明け後の土用の丑の日を待ちます。
毎日袋を裏替えして、重石を乗せます。
したらね???あああーー梅干しっぽくなってきた!!んです!
梅干しの色と香りが微かですが感じるようになりました!!
ぎゃー!!!密閉式袋で梅干しが出来そう!!
ものすっごく嬉しいです。
真夏の「ぎーらぎーら太陽が!」となったら干して出来上がりです。
うっはー。
塩と焼酎(消毒用)で、本当に梅干しが出来るんだなーと感激しています。
夫のお弁当に自家製の梅干しを入れられる日を楽しみにしています。^^
あの、塩分はかなり高いんですが、腐敗防止&梅自体が小さいので、ひと粒くらいなら大丈夫かなあと。
恥ずかしながら初めて梅干しを作って、「塩」の凄さを改めて知りました。
梅に塩をまぶしたら「梅酢」が上がるなんてひゃー!!と、毎日驚きっぱなしでした。
あああ、本当に無知です。情けない。
日本古来から伝わる食材は(日本だけでなくても)、塩で保存、発酵させて美味しさが増すものばかりですよね?
先人の知恵に改めて感謝&尊敬の念を抱きます。
すごいですよねー!塩と菌!!
そんなこんなの、初めての梅干し作りでした。
* * *
余談です。
赤紫蘇揉み、掌から爪の中まで真っ赤(茶色)に染まりました。
そして重石替わりのアイス〇ンに、梅干しの匂いが思いっきり移りました。
「やわらかアイ〇ノン」じゃなくて、「梅薫るアイス〇ン」です。笑