pi-yanのブログ

pi-yanのブログ

ギリギリ昭和生まれのゆとり世代。
なんやらいろいろな経歴を経て、研究職やっています。

久々の投稿。

時間を持て余して、過去の記事を見ていたら書きたくなったので徒然なるままに。。

 

2024年7月に、もう何度目か数えるのも億劫な転職をして、大学へ戻ってきた。

そこから約1年半。良かったこと悪かったことなど書いていこうかと。

 

今回は大学の教員として採用され、任期は5年×2回=10年まで。

ボスからは5年更新時くらいには次を見つける作業をせよと採用前から指令をもらっている。

この間どれだけの実績を積めるかが、今後の人生を左右する。

 

 

・大学に戻ってきて良かったこと。

 

裁量労働制のため、細かな勤怠管理がされない。

たまに家族の看病とかで、朝遅く行くとか夕方早く帰ってもOK。

1秒でも大学にいれば勤務したことになる。

1日休むときだけ有給を使うが、余る一方。

ほとんどは朝から晩まで大学にいるので、想定時間よりは働いているのではあるが。。

 

なんと言っても自由。

ボスは、研究内容がラボの方針に合っていればなんでもやらせてくれ、

お金も使わせてくれ、進捗も管理されない。

今は自分のライフワークを探るための研究も応援してくれている。

また、付置研のため、学部運営がなく、授業もほとんどない(良し悪しではあるが。。)。

研究のために使える時間が多い。

 

あえて言うなら「大学の先生」という地位も心地よい。

特に崇めてほしいわけではないが、社会的地位は良い方。

 

 

・大学に戻ってきてあんまりなこと。

半分愚痴みたいなものだが。。

 

まず、将来への漠然とした不安。

任期切れの前に次の職が見つかるか、PIとして独立できるか、

関西に留まれるか、地方へ飛ぶか、などなど、

考え始めると病むので今はあまり考えていないが、大学である以上教授になるまではこのプレッシャーに耐えるしかない。

 

上記と関連するが、常に実績を求められること。

論文執筆はもちろん、研究費獲得もマスト。

論文は(今のところ)順調と言ってよいが、研究費獲得はほぼ惨敗に近い。

個人の研究費は年額で200万を維持するのがやっとで、もっと取らなければならないことは分かっているが難しい。

200万というと多いように感じるかもだが、16万/月しかなく、

出張もここから捻出しなければならないし、試薬は値上がりする一方であるし、

生物系としてはほとんどないのに等しい。

ボスのすねかじりでなければまともに研究できない額である。

 

これらのことは、大学に戻る前から分かっていたことで、

選んだ以上やるしかない。

 

 

・良し悪しなこと

学生指導。とそれを取り巻く環境。

学生は、研究を「仕事」ではなく「学業」としてやるので、強制はできない。

近年コンプライアンスも厳しい中、アカハラにならないように意識してやる必要がある。

いくらラボでルールを決めても、やる気のある学生とない学生では大きな差が出る。

義務教育ではないので等しく扱うつもりはないが、配慮は必要。

というか、「やる気のあるなし」で語るのは難しい。

研究への「情熱のあるなし」と言った方がいいかも知れない。

 

修士の学生の就活事情も随分変わってきた。

現在は、修士入学してすぐの4月から色々動き出すことが必須で、

夏にはインターンシップ、秋ごろ内定が出れば御の字で、

大抵は年度末から年度明けの内定で、運が悪ければそれ以上続く。

つまり修士2年間のうち、半分は就活と並行しながらやらねばならない訳で、

研究の進捗を求めるのも酷な状況である。

継続的な作業が必要(毎日何かをやらねばならない)な生物系研究室にとっては死活問題であり、

就活のために実験が止まれば、また再開するのにも時間がかかることになる。

また、当ラボは大学院生から入る人がほとんどなので、研究テーマが決まっていないころから、

そのアピールを求められるという、なんとも矛盾したような就活になっている。

この状況から察するに研究をどれだけ頑張ったかは二の次で、

それぞれのポテンシャルを見極める就活になっているのではないかと思われる。

青田買いなのだろうが、学業的には何とかしてほしい。。

 

 

・これまであったハイライト

2024年はそれなりに穏やかに過ごしたが、

2025年度になって、かなりハードになってきた。

学会や研究会はたくさんあり、その間、研究費申請、

もちろん実験を止める間もなく、安請け合いした所内行事等の幹事もあってで、

かなりげっそりした。

ようやく年末から落ち着いてきて、年末年始は一回実験を止めた。

年始は、生物系のつらいところで、再始動するのに時間がかかるため、

こうしてブログを書く時間もできたというような感じ。

 

徒然なるままに書きました。

2026年は体調優先で行きたいものです。