旅することの意味

 

海外旅行が好きで、夏休みや冬休みの度に海外を旅してきた。

サハラ砂漠で初日の出の朝焼けを拝んだり、美女だらけのリオの海岸沿いを散歩したり、その時々で行きたい場所にフッ軽く旅してきた。

 

そんな旅好き人間のぼくだったが、最近では、あまり海外に気持ちが向かなくなってきている。物理的にお金や時間の制約があることも考えられるけど、「日本」や「自分」に興味を持ち始めたのも関係しているのかな。

 

旅の持つ意味は「自分」を知るということだと思う。

旅に行くと、ロールプレイングゲームの勇者になった気持ちになる。

 

決まっているのは、帰りの航空機くらいで、その日一日をどう過ごすかは、自由。

何を食べるか、どこへ向かうか、どの宿にするか、ぜんぶ自分で決める。

全て直感なんだよね。

 

これが楽しくて仕方ない。全て、自分で決めれる感覚が、自分で人生を切り開いていく感覚を得られるから。日常で、いちいち全部決めるなんてことできないし、めんどくさいよね。

 

でも、これができれば、つまり「旅」することになるのかもしれない。

 

だから、なーんにも用事のない日を作って、その時したいことをできるだけさせてあげる、これは、旅になるのかもしれないね。

 

日本にも、まだまだ知らない場所や人、もの、ことは山のようにある。

海外旅行者がこぞって日本を訪れたがっている理由があるはずなんだ。

 

だから、「今」できることやしたいことを最大限楽しみたい。