今日は実家の近くの安売りスーパーに買い物に行った、あれこれ買いレジに並ぶ。

マニュアルどおりに店員さんがレジを打ち、「袋は如何しますか?」「ドライアイスは…」などマニュアルどおりに対応してくる。
こちらもマニュアルどおりの客を演じ、ポイントカードを出しマニュアルどおりの場所にお金を置く…一連の流れは問題なく行われ破綻することがない。

我々病院業界でも今家マニュアル管理された診療は当たり前に行われている、標準化された仕事は全てマニュアル管理出来からだ。
症状に応じて検査はセット展開され、病名や病期が決まればevidenceに基づいた標準治療が用意される。

スーパーでも病院でも…他の業界でも、マニュアルから外れたり人はどうするのだろう。
レジでクレームを叫ぶ客は…クレーマーとして変人扱いされるのだろう。
マニュアルにない患者、標準治療に該当しない患者は…ウチの病院では診れませんと言われ転院させられるのだろう。
マニュアルにない存在としてマニュアル管理された社会からは消去されるのだろう…

ただ本来客は、人であり人はそれぞれ異なった事情があるのでは…
そこを普段は我慢してマニュアルに書いてある人を演じているが、ある日我慢は破綻し爆発する事もある。
患者も同じ病気でも年齢や基礎疾患の有無で方針は変わる、実はこのあたりもマニュアル管理されているのだが、家庭の事情や経済的な問題、または宗教などの関係で普通でない事がある。
彼等を普通じゃない人として扱う事は如何なものか?

色々な主張をしてくるが彼等の言いたい事は「私は物ではない、人間だ」という事なのだろう。
自分を抑え我慢し、良い子を演じるというより例外にならないようストレスを溜め込む…
そしてある時想いが溢れ出す…
自分は人間だ!

自分が自分らしくあることを徹底的に否定するマニュアル管理社会において、多分この呪縛から逃れられる人はいないだろう

明日からまた仕事だが…
せめてそこまで患者や家族を追い込むことにならないよう、気を配れるよう頑張らないと…