18 クズ

雑草を育てるのは難しい。発芽するタイミングを自分たちで判断しているからだ。光発芽性といって太陽の光を土の中で感じる事で発芽する。(全ての雑草ではない)

光を土の中で感じれるという事は芽を出した時にライバルがいないと判断するのだ。それまでじっと地中で身を潜める。なんと100年待つものもいる。慌てずゆっくり自分のタイミングを待つ。羽ばたくタイミングそれぞれでいいんだと雑草が教えてくれる気がする。　

雑草ファイル　18 クズ　

秋の七草にもなっているクズ。

くず餅の原料にもなっている。　

なんと葉っぱを自由に動かせる。

太陽の光が強すぎると光合成量が限界を超えてしまい葉を傷つけてしまう。

そのためクズは

葉を立てて太陽の光をやり過ごすのだ。　

一方、夜になると葉から水分が逃げ出すのを防ぐために葉を垂らす。　

クズという言葉を聞くと人間界だと

グータラしてて動かないイメージがあるかもしれないが植物のクズは昼も夜もせっせと動く頑張り屋さんだ。見かけたら応援してあげよう。

雑草について楽しく学びたい方は

是非稲垣栄洋先生との共著

#最強無敵の雑草たち

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