相談8 シャラップと大きな声でいうナイジェリア出身の友だちにどう接すればいいか悩むキミへ | 小島よしお オフィシャルブログ 「コジログ~おっぱっぴーな日々」powered by Ameba

相談8 シャラップと大きな声でいうナイジェリア出身の友だちにどう接すればいいか悩むキミへ



[相談8]「シャラップ!」と大きな声で言うナイジェリア出身の友だちにどう接すればいいか悩む小2のキミへ 

<不安だから大きな声が出てしまう!?>
シャラップと言われても「もういいや」とならずに友だちに向き合う君はとっても素敵。粘り強いし、忍耐力があるな、ってよしおは感動したよ。 
どうして友だちは「シャラップ!」って言うんだろう。これはよしおの想像だけど、その友だちは今、とっても大きな不安があるんじゃないかな? 
言葉がわからないって、すごく不安だと思う。よしおがお笑いを始めたころ、知らない言葉がたくさんあって戸惑ったことがあったんだ。
「暗転板付き、明転飛び出し」とか。
いわゆる「業界用語」ってやつだね。
幸い、周りには同じ芸人仲間がいたし、「この言葉はどういう意味ですか?」って聞くこともできたからどうにかなったんだけど。
その友だちも「全然わかんないよ!」っていう不安が、「シャラップ!」っていう大きな声と言葉につながっているのかもしれないね。

<そのイライラは自分自身にかも!?> 
友だちは自分に対してももどかしくてイライラしているかもしれない。
よしおも、前にライブでやるネタがあまり作れていないとき、お母さんがネタのアドバイスをくれたんだ。だけど、「うるさい!」って怒っちゃった……。これはお母さんに対してというよりも、ネタができていない自分が情けなくて「うるさい!」って言ってしまったんだなぁと、今となっては反省してる。

<心の距離をつめるためにできること>
まずは君が友だちに合わせてみるのはどうかな? 
たとえば、ナイジェリアのことを調べてみたり、英語で話しかけてみたりするんだ。
よしおはいろんな人からインタビューを受けることがあるんだけど、自分のことをよく調べてきてくれた人がインタビューしてくれると、
話がはずんでいろんな言葉を引き出してもらえることが多い。自分のことを知っていてくれるのはやっぱりうれしいからね。
他にも、言葉を使わない遊びも心の距離を縮めてくれるかもしれないね。◯✖︎ゲームや
あやとりとかね。何か新しいことを一緒に始めてみる、ってのもオススメだよ。よしおは小学生のころ、当時人気だった映画に出てくる長い名前の技を友だちと一緒に覚えて、すごく一体感が生まれたことがあったよ


<角砂糖を溶かすように> 
すぐに状況は変わらないかもしれない。でも、ゆっくり時間をかけていいと思うんだ。友だちが「シャラップ!」って言わないようにすることを目的としないで、友だちがなじむのを待つんだ。たとえば、コップの水に角砂糖を溶かそうとするとき、冷たい水に溶かすには時間がかかるでしょう? ぐるぐるスプーンでかき混ぜて無理やり溶かそうとすることもできるけど、じわ~っと水を温めてお湯にしてあげると、角砂糖は自然と溶けていく。そんなふうに友だちを手助けしてあげることもできるんじゃないかな? 
友だちの心があったかくなる状況を作ってあげるんだ。忍耐強くて友だち思いの君なら、きっとできると思うよ!

ってボクは思うんだけどキミはどう思うかな?

この文章は
#ボクといっしょに考えよう
をかなり大雑把に編集したものなので
是非本編もお読みください🤣