[相談13]隣の席の子がいじめられている。助けたいのに助けられないと悩むキミへ
[相談13]隣の席の子がいじめられている。助けたいのに助けられないと悩むキミへ
(小4 ななぴーや)
<海外各国のいじめへの対応>
悲しいことに、いじめってなかなかなくならないよね。
たとえばイギリスでは、「いじめはあるもの」として学校側は対策を立てていて、校内に監視カメラを設置しているんだって
フランスでは、いじめをした子どもと親と先生の話し合いが行われたり、
アメリカではいじめをした子どもにアンガートレーニング(怒りと上手に付き合うための心のトレーニングのことだよ)や共感トレーニングを受けさせたりするみたい。
一方韓国では、いじめをしたら奉仕活動をするように言われて、それでもいじめをやめなかったら出席停止や退学処分があるんだとか
海外では、こうやっていじめをしている子に問題があるという考え方が主流。
<伸ばす手の方向を変えてみる>
助けたい、って人がいたときに、人は手を伸ばすよね。七ちゃんは手を伸ばしてその子を助けるために、先生にもSOSを出したし、いじめっこにも声を上げた。でも、その手が届かない。七ちゃんは、いまの自分にできることは精いっぱいやったと思うんだ。このまま同じ方向に手を伸ばし続けたら、きっと七ちゃんの肩が外れたり、手の筋が痛くなったりしてしまうんじゃないかな。
それなら、もっと別の方向に手を伸ばしてみるのはどうだろう? たとえば、一度相談した先生じゃなくて、違う先生や他の友だちに相談してみるとか地域のお悩みセンターに相談してみるとかね。
<みんなが手を繋げば遠くまで届く>
とにかくいろんな方向に手を伸ばしてみるんだ。七ちゃんの手が直接は届かないかもしれないけど、伸ばした手を別の人がつないでくれて、その手がどんどんつながっていくかも。たくさんの人の手がつながって助けたい人に届くってこともあるんじゃないかな、って思ったよ。
ただ、誰かを思ったり、助けたりすることすごくエネルギーを使う。だから、決して無理はしなくていいし、全てを引き受けることは不可能だから、自分がきついなと思ったら休憩もしっかり挟んでほしいな。
ってボクは思うんだけどキミはどう思うかな?
この文章は
#ボクといっしょに考えよう
をかなり大雑把に編集したものなので
是非本編もお読みください🤣