花火と一発屋芸人 | 小島よしお オフィシャルブログ 「コジログ~おっぱっぴーな日々」powered by Ameba

花火と一発屋芸人

実は東京新聞で連載させてもらっています 


過去の記事ですがブログに転載したいと思います


暇つぶしに是非ご一読ください



今年は雨で隅田川の花火大会が順延になってしまいましたね。


2017 9 記


「花火と一発屋芸人」


夏になるとお祭りの営業のお仕事が多くなります。

ありがたいことに全国各地を飛び回らせて頂いています。 お祭りはみんなテンションが高いのでライブでも「つかみ」をする前から元々盛り上がっている事が多いです。

(こちら的にはありがたい話です) 

そしてこちらもよくあるのが花火大会が一緒になっているものです。何の皮肉か私のようないわゆる一発屋芸人がステージを盛り上げそのあとに一発打ち上がるのです。 

以前に私が所属するサンミュージックの一発屋芸人が数組呼ばれた花火大会もありました。 (うちの事務所は「一発屋再生工場」という異名があります)考えてみると花火と一発屋芸人の共通点はたくさんあります。 

1、打ち上がるまでに長い準備期間と試行錯誤がある事 (世に出るまでの長い下積み期間)

2、打ち上がった時に大きな音と共に見ている者の心を魅了する事(世に出た時にテレビやイベントに引っ張りだこ) 

3、打ち上がったあと跡形もなく消え去る

(オファーが跡形もなく消え去る) 

4、そしてその花火(ネタ)は一生見た者の心に刻まれる事。 

花火は古くは「狼煙」として 関ヶ原の合戦で使われていたり 「お祝い」や「鎮魂」としての役割もあったそうです。私たちが今見ている色鮮やかな花火になったのは実は明治時代。海外からの多様な薬品の輸入によるものです。 

見方を変えれば花火も時代によって形を変えながら生き残っているとも言えます。 

進化論で有名なダーウィンの名言にこんなものがあります。 

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」 これから厳しい芸能界で僕のような一発屋芸人が生き残って行くためには花火のように時代によって変化をしていくことが大事なのかもしれません。  






今年もやります!拡散お願いします!

小島よしお的おゆうぎ会


「メリーゴーランド」


8/25 (土曜日)

16時開場

16時半開演

会場 シブゲキ(渋谷)

大人3000円/子供1500

Lコード34347