まだまだ小難しいお話が続きますが、諦めずに一通り目を通してくださいね。
英作文が苦手な人は、この文型の理解が不十分ですので、意識するのは文法ではなく語順です。
●SVO
He bought a new bike yseterday.
Vの後ろにOがきて、「SがOをVする」という意味を表します。
例文では
S : He
V : bought
O : a new bike
M : yseterday
となり、「昨日、彼は新しい自転車を買った」となります。
第3文型の動詞は他動詞ですが、自動詞にもなれる動詞には注意です。
① I get nervous.
② I get a taxi.
ともにgetを使っていますが、①は自動詞→SVC、②は他動詞→SVOになります。
Cは「主語の状態や性質」を表し、Oは「動作の対象」を表しますので、区別としては動詞をbe動詞にして意味が通るかどうかで判断します。
①' I am nervous.
②' I am a taxi.
①'は意味が通りますが、②'は明らかにおかしいですよね。
動詞の後ろに形容詞単体がくれば問題なくSVCですが、名詞はCにもOにもなれますので、分からなくなった場合は、このような判別をしてください。
●SVOO
He give his brother some books.
Vの後ろにOが2つ続く文です。1つめのOは間接目的語(IO:Indirect Object)、2つめのOは直接目的語(DO:Direct Object)といいます。
簡単に説明すると、IOはヒト、DOはモノを表して「SはヒトにモノをVする」という意味を表します。
例文は
S : He
V : give
IO : his brother
DO : some books
となり、「彼は弟に何冊かの本をあげる」となります。
SVOOも他動詞の文になります。
違いはOの扱い方になります。
次回は書き換えを含めた、SVOとSVOOの違いについてお話します。