文型⑤第3文型SVO:〇〇さんは△△を××するんですよね~ | 中3生のための”受験”英文法

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高校入試に向けた英語の学習について、塾講師の立場からいろいろとアドバイスさせていただきます!
もちろん高校・大学に進学後も使える内容にしていきますので、英語を得意にしていきましょう!

まだまだ小難しいお話が続きますが、諦めずに一通り目を通してくださいね。

 

英作文が苦手な人は、この文型の理解が不十分ですので、意識するのは文法ではなく語順です。

 

●SVO

He bought a new bike yseterday.

 

Vの後ろにOがきて、「SがOをVする」という意味を表します。

 

例文では

 S : He

 V : bought

 O : a new bike

 M : yseterday

となり、「昨日、彼は新しい自転車を買った」となります。

 

第3文型の動詞は他動詞ですが、自動詞にもなれる動詞には注意です。

 

① I get nervous.

② I get a taxi.

 

ともにgetを使っていますが、①は自動詞→SVC、②は他動詞→SVOになります。

 

Cは「主語の状態や性質」を表し、Oは「動作の対象」を表しますので、区別としては動詞をbe動詞にして意味が通るかどうかで判断します。

 

①' I am nervous.

②' I am a taxi.

 

①'は意味が通りますが、②'は明らかにおかしいですよね。

 

動詞の後ろに形容詞単体がくれば問題なくSVCですが、名詞はCにもOにもなれますので、分からなくなった場合は、このような判別をしてください。

 

 

●SVOO

He give his brother some books.

 

Vの後ろにOが2つ続く文です。1つめのOは間接目的語(IO:Indirect Object)、2つめのOは直接目的語(DO:Direct Object)といいます。

 

簡単に説明すると、IOはヒト、DOはモノを表して「SはヒトにモノをVする」という意味を表します。

 

例文は

 S : He

 V : give

 IO : his brother

 DO : some books

となり、「彼は弟に何冊かの本をあげる」となります。

 

SVOOも他動詞の文になります。

違いはOの扱い方になります。

 

次回は書き換えを含めた、SVOとSVOOの違いについてお話します。