よっちゃんの父(私からみて祖父)は、今の実家のあるところの出身ではありません。
三男坊として生まれ、分家にすら入れない、みそっかすのため、地元をでて都会へ働きに出ました。
そこで祖母と知り合い結婚します。だからよっちゃんは生まれも育ちも現在の場所なので戸籍を取るのも簡単だと思っていました。
1つ心配があるとすれば・・・
よっちゃん、浮気性なのです。
私が小学低学年の時に母に「もし離婚したら、ママと一緒に家をでる?」と聞かれました。
私はなんと返事をしたのか覚えていないのですが、結局、離婚せずに我慢していたようです。
その反動か、自分で好きなことをいろいろとチャレンジしていました。
ママさんバレーとか、革製品の押し型や染色、器用な人で子供服も全て手製で縫っていました。
人生後半はフォークダンスを週3回、ハングルを勉強して旅行に行ったりとよっちゃん顔負けの多趣味な人でした。
ハングルは私が英語を勉強して留学したりしていたのをみて、ライバル視していたと思います。
自営業なので、経理仕事を手伝い、事務所には一応、毎日行ってたので私は子供のころから鍵っ子で家に帰っても誰もいなくて、今で言う「ネグレクト」に近かったと思います。
よっちゃんは社長なので、どうしてもお付き合いをします。
ライオン○クラブにも参加していてよく集まりもあり、いろいろと活動していましたね。
その中で仲の良いメンバーができ、ゴルフによく行っていました。
つきあいも仕事のうちとばかりに、家をほっぽり出して、遊んでいましたね~
(こんな多趣味な両親から、無趣味の子が生まれるなんて・・・)
今から2,3年前に肺炎で入院したときには、病院が連絡をとる人を3名登録するのですが、姉と私と、なんと知らないオバハンを登録していました。
母が亡くなってから、さみしくて時間を持て余して、なりふり構わず自分と時間を過ごしてくれそうな人を探したのです。
その人は、昔のゴルフをしていた時のゴルフ場のキャディ-なのです。よっちゃんが40代ぐらいから会員のゴルフクラブのキャディ-です。だから遡ると40年以上からの知り合い?(まさか40歳代から浮気してた?)
そういえば、思い当たることがあり、「この筍は仲のいいキャディ-がゴルフ場で採ったからといってもらってきた」とか
「いつも、ワシのウェアがおしゃれだからと言って見に来るキャディ-がいるんだ」と言っていたな。
そいつか~~
しかも看護師には「内縁の妻」と言っていたらしい。
母の死後は堂々と?家に遊びにも来ていたのです。
だから、まさか勝手に結婚していないよね?
私のしらない兄弟がいないよね?とちょっぴり心配でした。
ふぅ~セーフだった
もっと驚いたのは、祖父が婚姻時に戸籍を自分の出生地にしていたんですよね。
だからよっちゃんもその県での出生の戸籍。
祖父のところは○○(戸主の名前)分家なんとか~って書いてあった。
その後、戸籍改編でこちらに変更したようです。
自分のルーツを大切にしていた祖父だったんですね