みなさん、こんばんは!

日本は秋をむかえて、過ごしやすい毎日かな?

俺は秋が一番好きです。

気候はいいし、食べ物は美味しいし、ラグビーも面白いしね!

日本の鍋が恋しい今日この頃。

モツ鍋、しゃぶしゃぶ、すき焼き。

誇るべき日本の食文化。

オーストラリアでも食べようと思えば食べられるけどさ。

クオリティーが違うんだよ。

日本はやっぱりいいね。


{D7EB4F37-E103-4BEC-91BA-47E01FEFA6D4:01}



さて、今日のテーマは「ピンチをチャンスに」。

まあよく耳にする言葉だけど、俺は今年一年で身を持って体験することになったよね。

去年の今頃は、まさか自分がチームを辞めるなんて、ましてや海外でプレーすることになるなんて、思ってもみなかったから。

そして2月末の戦力外通告。

自惚れるつもりはないけど、恥ずかしい話、想像もしてなかった。笑

目の前に突きつけられた「ピンチ」という名の現実に、ただ驚いた。

呆然とした。

ただ、その「ピンチ」に落ち込んだわけではないけど......。


{7BCBA44F-CCBB-4B7E-B2F4-D6396FCFBAF4:01}



トップリーグの選手のほとんどが、セミプロ選手。

ついこの前まではその1人だったわけだけど。

朝から満員電車に揺られてオフィスに向かい、割り与えられた仕事をこなして、お昼になったらグランドへ向かう。

練習は週6日で、家に帰る時間が22時近くなることも時にはあったよ。

少なくともアスリートの生活ではないね。

その(自分にとっては笑)ハードな生活にずっと疑問を持っていたんだ。

ハードな練習の次の日の朝は、家で休んだり、ストレッチやマッサージを受けた方が、ラグビー選手としては良いに決まってる。

休んで疲れを取ることも仕事だからね。

それでも企業スポーツの選手である以上、前日の試合や練習で疲れた身体にムチを打ち、満員電車に乗って、オフィスでデスクに座りっぱなしの数時間を過ごす。

試合の次の日でも休まず、他の社員よりも早く出社することが美学とされている。

自分の身体が拒否反応を起こしているのを感じていた。

これで本当にいいのか。

心の中で自問自答していた。

退団が決まった後のある日、チームのフロントにこう言われた。

「これからは社業に専念して......うんぬんかんぬん。(忘れた笑)」

社業専念........。

その言葉で一気に目が覚めた!!

ここにいたら、もう二度とトップレベルでラグビーはできないし、自分の思い描く未来はもうないんだと思った。

それならチャンスを探そう!

ラグビーのプロ選手として、新天地で再出発しよう!

そう考えを切り替えた。

そしてそこからはとにかく手当たり次第チャンスを探した。

沢山の人と話して、沢山のアドバイスをもらった。

特に、今自分の頭の中で想像している数名の人には、本当に感謝してもしきれない。

ラグビーの恩人。

本当に人に恵まれたと思う。

恩返ししなくちゃね。

感謝。


{5092443B-B83D-435B-BC90-8DEAE515A027:01}


学生の頃から、海外への想いは少なからずあったよ。

同級生が在学中に留学したのを見て、話を聞いて、自分も行きたいなって羨ましく思ってた。

そして社会人になって2年目の春に、チームから留学の話をもらったんだ。

今、トップリーグの多くのチームが行っている、若手選手を海外に派遣して本場のラグビーを経験させるという短期留学制度。

その制度で、チームの第一号留学生としてニュージーランドへ行かせてもらう話だった。

そんな嬉しい話はないよね!

行きます!って即答したと思う。笑

でも、その期待とは裏腹に、会社の都合により直前でキャンセルに。

そして、その翌年からスタートとなった留学制度のリストには、もう自分の名前はなくなってた。

残念だったな。

その時を境に自分の中で、海外でプレーする夢はどこか諦めていたかもしれない。

でも今回の退団をうけて、ある人に、海外挑戦することもひとつの大きなオプションじゃないかというアドバイスをもらった。

めっちゃ心に響いた!

それだ!!と思った。笑

30歳の自分が海外挑戦することに迷いはないし、海外でプレーする夢が叶うかもしれない。

そして沢山の人の支援と協力を得て、今こうしてオーストラリアの地で充実の毎日を送っている。

人生何が起こるか分からないよね。

ほんとその通りだと思う!

あの時の「ピンチ」を、ピンチのまま終わらせてしまうか。

もしくはそれを「チャンス」に変えるのか。

俺は色んな人の支えがあってチャンスにすることができたと思うよ。

間違いなく自分一人の力ではない。




そして今思うのは「チャンス」はゴールではないということ。

これはあくまでスタート。

俺が選んだこの「チャンス」は無限の可能性があると思ってる。

それを今後に生かせるかどうかは、自分次第なんだ。

新しい環境に身を投じることは勇気がいるけど、その勇気でチャンスは一気に増えた。

これからは自分次第。

明日も明後日も充実の毎日を過ごせるように、今を大切にしなきゃね。

「ピンチ」に陥った人が、このブログを見て「チャンス」に変えることがでたらいいな。


{97C0D0EE-5131-41BF-83B0-A1EF5CF4A4E4:01}





........エラそーにすんません。笑



長文失礼しました。

See you soon.


Yoshio