今、アメリカは、大規模火災、台風、選挙、BLM、暴動、失業、ホームレスとコロナで荒れに荒れてる。こんなに悲観的な言葉を並べても大袈裟じゃないから、えげつない。

 

 日本から見るとあんまり実感のできない感覚の単語もあると思うけど、分かり易く言い換えるなら「プチ北斗の拳」状態に陥ってると言ってもいいんじゃないかなって思ってる。

 

 自然災害や疫病はもう時の運、自然の脅威で人としては抵抗できないところも有るけど、人によって作られた大統領選、BLMや暴動問題はどうなんだろう?

 

 普通なら多分回避できる手立ては有ると思うけど、今のアメリカはあまりにも感情的になっていてほとんどの人が大局を見失ってる気がする、しかも社会的倫理観というか、人命の重さの基準がおかしいくなってる気がする、ほぼ宗教に近い感じで資本主義崇拝にアメリカは変化してしまってるから最終決断が道徳的や科学的でないのことが多くこれもまたなんともいえない歯痒さがある。

 

 しかし、土壇場でやはり人命優先路線にいくかと考えると、現時点のトランプ大統領の性格や大企業の利益優先のシステムので政治が動いてるので、やはり数字で損額がでないと変らないという気がするがどっちにしろ、建前上は人命優先というしかないから真実は行間を読み取って推測するしかないだろう、

 

では、いずれは一応、社会的正義や政治的判断で時間はかかるが指針がきまり回復に向かうかと考えると、これも役20年アメリカに住んでる僕としては、なんとも言えない。

 

 

 アメリカ人は個人的正義感が強い、個人的正義感が社会正義や社会倫理観と一致していたら問題はないのだろうけど、これが又厄介で、人によって正義の概念がちがいすぎで悪の概念が一致しない。

 

 今アメリカは警察擁護派とBLM側で別れてるがこれも、個人的正義感の入り乱れでしかも二局政党なので仲介する機関がない。

両方の言い分も分かるから解決策を出し合おうという大きな流れが出にくくなってる。

 

 そうなると、もう社会的倫理観や正義感で国の統制が取れるかと考えるとかなり僕としては不安で、やはりアメリカの繁栄の象徴はこの事変でかわり世界の均衡も変化する道にいくと思う。

 

 でも、人の営みは国の復興関係なし生命が有る限り続くわけで、となるとアメリカ主導の変わりは何になるかというと僕は、大々的に大企業主体の世界体勢なっていくような気が今はしている。企業が国を運営する行為があからさまに見えてくるだろうね。まあそうなると北斗の拳の様な世界観は回避できるけど今度はロボコップの様な民間経営のますます資本主義崇拝世界になっていくかも。

 

悲観的内容だけど、結局僕らができるのは現実を認識しできるだけ悲観せずできる変化を実行し生きていく事が大事なんだろうね。他の方々はどうこのアメリカ情勢をみているのかな?