戸倉国民温泉〈フライングジジ様だらけの大人気浴場。そして僕はトドになる!爆〉@長野県千曲市戸倉 | いろいろアウトな日々

いろいろアウトな日々

ただ、一さいは過ぎて行きます。

 
2019年のお話です。
 
はい、それでは今日もまた、
2019年9月9日(月)~9月11日(水)、
2泊3日「長野~上諏訪・下諏訪」
温泉旅行レポの続きです。

 

歴史ある温泉街のレトロな共同浴場

『霊泉寺温泉共同浴場』で

ゆっくり独泉を楽しんだ後は、

約30km・45分ほど光の速さで走り(笑)、

人気の温泉街「戸倉上山田温泉」へ。

 

ちなみに「戸倉」は

「とぐら」と濁音になります。

 

やって来ましたのは、

戸倉上山田温泉でも人気のある

共同浴場(になるのかな?)……

 

 

 

『戸倉国民温泉』です。
 
建物前に数台分の駐車場があり、
すでに車が2台停まっていました。
 
上の写メを撮った時刻が
午前8時34分。
 
ちなみに
戸倉国民温泉の営業時間は
午前8時45分からのはずですが、
営業時間10分前にもかかわらず
すでに車が2台停まっていて
運転手の姿はありません(苦笑)。
 
でさ。
 
 
 
戸倉国民温泉は
建物の向かい側にも
広い駐車場が用意されています。
 
この駐車場にも僕の車以外に
すでに車が1台停まっていました。
 
運転手の姿はありません(苦笑)。
 
んー、
ここは人気がある浴場ですから
写メを撮るために
オープンアタックを狙って
早めに到着したんですが、
フライング客でいっぱいだった
「田沢温泉 有乳湯」に続いて
嫌な予感しかしません!(爆)
 
 
 
はい、改めまして
戸倉国民温泉です。
 
「国民温泉」と書かれた看板が
いい味出してますね~。
 
建物中央の
トンネルのようになった部分を通って
浴場へと進みます。
 
 
 
突き当りが浴場。
 
左に女湯、
右に男湯の入口があります。
 
 
 
入浴料・営業時間をご確認ください。
(2019年9月現在)
 
ねー?
営業時間は午前8時45分から
と明記されているでしょう?
 
ぜんぜん守らへんやん、
ほんまに、もー!!!(笑)
 
 
 
毎週火曜日がお休みになったようです。
(2019年9月現在)
 
 
 
男湯入口。
 
 
 
入口入ってすぐ右に下足箱。
 
 
 
左側に番台があり、
おばちゃんが座っていました。
 
帰り際に営業開始時間について
番台のおばちゃんに確認したところ
「ほんとは(8時)45分からなのに、
みんな(8時)半から来るので
いつの間にか半になっちゃった!」
と言って笑っていました。
 
「半になっちゃった!」
やあらへんがな!(大爆)
 
皆さん、戸倉国民温泉の
営業時間8時45分からは嘘ですよ、
8時半から開いていますよ!(爆)
(僕調べ)
 
 
 
名入りタオルも売ってましたよ、
僕は興味ありませんが(苦笑)。
 
 
 
 
 
 
 
源泉名:戸倉国民温泉2号線
泉質:アルカリ性単純温泉
    (低張性アルカリ性温泉)
泉温:40.0℃
pH値:9.16
 
使用位置41.5℃を保つために
加温されているようですが、
加水・循環・消毒などはなしの
かけ流し利用です。
 
てか、泉温が40℃もあるのなら
加温しなくてもよさそうなものですが、
寒い地域でもありますので
そうもいかないんでしょうねー。
 
でね。
 
脱衣場に入ってみると
先客のジジ様が3人。
 
3人ともすでに
服を脱ぎ終えているにもかかわらず、
マッパのままでぺちゃくちゃと
しょーもない世間話をしています。
 
なるほど、こいつらが
フライングジジ様どもか!(爆)
 
このフライングジジ様たちが
おそらく毎日8時半にフライングしてくる
常連客なのでしょう(笑)。
 
このフライングジジ様たちのせいで
戸倉国民温泉の営業時間が
15分早まり8時半からに
なったのかも知れません(笑)。
 
にしても、
フライングジジ様たちが
誰1人浴室に入ろうともせず、
脱衣場で話をしている今こそ
千載一遇のチャンスです!!!
 
てなわけで……
 
 
 

「フライングオープンアタック」により
(くまるさんの命名です笑)
無人の浴室写メの撮影に成功!
 
有乳湯ほどではないにせよ、
戸倉国民温泉の無人浴室も
なかなか貴重だと思いますよ。
 
フライングジジ様3人の
マッパおしゃべりのおかげで
フライングゲットできました(笑)。
 
以下、服を着たままで
バーッと撮った写メをどうぞ。
 
 
 
浴室のフロア・壁、浴槽内ともに
清潔感のあるタイル貼り。
 
浴室の壁にはグリーン系タイルで
ストライプ状に貼り分けがされており、
また、浴槽の縁は濃いブルーのタイルで
アクセントがつけられています。
 
浴槽は楕円形のメイン浴槽があり、
そこから2段上がった奥側に
これは寝湯になるんでしょうかね?
浅い変形の浴槽があります。
 
メイン浴槽側にある
濃いブルーの箱のようなものから
源泉が投入されています。
 
 
 
浴室の左側から奥側へとL字型に
いくつものシャワーとカラン、
そして、鏡が並びます。
 
でさ。
 
 
 
 
浴室のフロア2カ所の穴からも
源泉が噴き出しているんですよ!
 
面白いでしょ?
 
湯量が豊富だからこそ
できることなんだと思います。
 
 
 
ついでにこのアングルからも1枚。
 
クリアな美しいお湯ですよね~。
 
 
 
フライングジジ様3人が
ようやく浴室内に入ってきたところで
僕は脱衣場へと逆戻り。
 
広々とした脱衣場には
真ん中にテーブルと椅子が
置いてあります。
 
 
 
簡単な鍵の付いた木製ロッカー。
 
 
 
飲料100円って、
牛乳やコーヒー牛乳も
100円なのかなあ?
 
あ、鏡の人影をボカしてるでしょ?
 
実はすぐにまた後客として
フライングジジ様が2人も
やって来たんですよ!(笑)
 
ほんとここも
フライング客ばっかり!(爆)
 
 
 
そうなんです、
実は戸倉国民温泉は
浴槽に投入される源泉に関しては
あらかじめ加温されているようですが、
カラン・シャワーから出てくるのは
「非加温の源泉そのまま」
なんだそうですよ!
 
「ほんものの源泉」というタイトルに
誇りと自負が感じられますよね!
 
 
 
ほらー???
これだけ写メ撮った後でも
時刻はまだ8時41分頃だよ?
 
本来ならまだ営業時間4分前です。
 
が、この時点ですでに浴場内には
僕含めて6人の客がいます!(爆)
 
 
 
さて、もういちど無人の浴槽。
 
ほんとほれぼれするぐらい
美しい浴室ですよねー。
 
 
 
入ってないけど(笑)、
奥にある浅い浴槽。
 
 
 
台の上の像は
水瓶を持つ女神でしょうか?
 
どうせなら
水瓶から源泉投入されていれば、
もっとカッコよかったのに!(笑)
 
 
 

で、こちらが湯口。
 
アクリル板?が乗せられ
その上に飲泉用のコップが
置かれています。
 
源泉投入直下の湯面が
まるで沸騰しているかのように
ボコボコと泡立っているのに
ご注目ください!!!
 
 
 
投入されているのは
あらかじめ加温された源泉(のはず)。
 
湯口の周辺には
わずかながらではありますが
白い析出物がこびりついていました。
 
 
 
いわゆる「玉子が腐ったような」
はっきりとした硫化水素臭。
 
味も濃厚なタマゴ味です。
 
 
 
浴槽内温度は41℃弱。
 
加温も最小限に
抑えられているように思います。
 
 
 
源泉を浴びるようにして入浴。
 
お湯の新鮮感が素晴らしく、
ツルスベ感もかなりのもの。
 
いやー、
ほんと気持ちいいお湯ですね~。
 
お湯がぬるめなので
いつまでも入っていられそうです!
 
でね。
 
僕の右肩辺りの湯面を見てください。
ブクブク泡立っているでしょ?
 
 
 
そう!
戸倉国民温泉のお湯は
身体中にびっしりと
小さな泡がしっかり付くんですよ!
 
ちゅか、
それ以前に、ほら!ほら!ほら!
 
お湯の中に無数の小さな泡が
漂っているのがおわかりですよね?
(写メ左上がわかりやすいと思います)
 
炭酸泉ではありませんが、
ちょっとメルヘンチックな?
素敵なお湯ですよね~。
 
 
 
あと、気になるのが
フロアから噴出しているこの源泉。
 
なんかもったいない
気がするじゃないですか?
 
 
 
穴に温度計を突っ込んで
測ってみると40.6℃。
 
んー、
この穴から出ているのも
加温源泉でしょうかね?
 
 
 
そして、俺はトドになる!(大爆)
 
いやまあ、
普通に浴槽につかった方が
気持ちいいですよ(笑)。
 
 
 
 
一応、MY飲泉コップで
非加温のシャワーとカランの
源泉を飲んでみましたが、
味や匂いの違いなんて
俺にわかるわけない!(笑)
 
 
 

「石鹸あるぞ。貸してやろうか?」
「ここのお湯は飲める。飲んだか?」
「俺が(写メを)撮ってやろうか?」
「気をつけて行けよ」
 
写メを撮っていた僕に
興味をもってくれたのか、
フライングジジ様たちは
みんながみんな
とにかく友好的、かつ、協力的で。
 
その上、
僕が大阪から来たと知ると
上記のような
やさしい言葉をかけてくださって、
いろいろと気を遣ってくれて。
 
お湯も気持ちよかったのですが、
やさしいジジ様たちのおかげで
写メがとっても撮りやすく
気分よく入浴することができました。
 
(たぶん毎日)営業時間前に
フライングして来るくせに、
ほんとはいい人たちなんだなあ(笑)。
 
ありがとう!