2018年のお話です。
はい、じゃあ今日からまた
「ヘタレと行く!」シリーズ第2弾、
2018年4月18日~20日
2泊3日「熊本・大分温泉巡り旅」、
続きを進めていきます。
別府のアーチ橋や高崎山を望む
素晴らしい眺望の
『明礬 山の湯』に入った後は
次の温泉へと向かうわけですが……
もうタイトルに書いちゃってますけども
今回ご紹介する温泉は
『奥みょうばん山荘』なんですよ、
僕は2013年に訪問したことがあって
今回で2回目なんですね。
で、この
「明礬温泉郷の最奥部」にある
奥みょうばん山荘へのアクセスが
ちょっとわかりにくくて。
2013年の時も迷ったんですが、
今回も もれなく迷いました!(大爆)
これです!!!
国道500号線の
「湯山バス亭」を過ぎたあたりにある、
左に山のほうに登っていくわかれ道。
写メでおわかりでしょうかね、
木の横の看板に「奥みょうばん山荘」と
書いてあります。
この細い道を見つけないことには
永遠にたどり着けませんので
ご注意ください(苦笑)。
でね。
この道の途中に湯の花小屋
(国指定重要無形民俗文化財)
があるんですが、
僕は以前来た時に見ましたので
ヘタレに教えることなく(笑)
スルーして進んでいきますと……
これね!!!
ゴオオオオーッという轟音とともに
勢いよく煙が上がっています!
これ、
温泉成分を含んだ蒸気なんですよ。
皆さん、この
熊本・大分シリーズ第1回目の温泉
宮崎県の『白鳥温泉 上湯』で
ご紹介した「造成温泉」を
覚えておられるでしょうか?
実は奥みょうばん山荘も
その造成温泉でして、
「硫黄成分を豊富に含んだ蒸気を
地下水にブレンドさせ、
温泉成分を溶け込ませることで
温泉法の基準を満たす温泉」
をつくっているんです。
ここがその泉源地というわけ。
でさ。
奥みょうばん山荘の
オーナーの方というのが
もともとは大阪の温泉マニアだった
という方のようでして。
季節や天候によって
毎日、造成の加減?を
調節されているんだとか。
この牛乳の貯蔵タンクみたいなのは、
蒸気の音を抑える消音器なんです。
って、あれ?あれ?あれ?
2013年に来た時はフォークみたいな
とても印象的な形だったんだけど……
とりあえず記念撮影(笑)。
あった、これだ!
さらに道を進んでいくと
以前の消音器がありました。
後で聞いた話によると、
このフォークみたいなやつは
音がうるさ過ぎるので
新しいものに替えたそうです。
あ、僕の後ろに見えている建物が
奥みょうばん山荘ですよ。
はい、到着。
2日目4月19日の10湯目となる
『奥みょうばん山荘』です。
ここの裏手を回りこむようにして
歩いていきますと……
左側の建物が浴舎です。
まずは受付をするために
浴舎前の道をさらに進んで
突き当たりの母屋に向かいます。
ここが母屋ね。
看板にあるチャイムを押しましょう。
僕らの訪問時は奥様?が
出てきてくださいました。
入浴時間:10時~20時
入浴料:1人あたり500円(1時間以内)
HPによると
2019年より定休日が、水曜日→火曜日に変わります
とのことです。
その他、
変更点があるかも知れませんので
要確認でお願いします。
浴槽左側の竹筒から
源泉が投入されています。
写メを撮るのを忘れましたが、
竹筒にはクリーム色の湯の花が
びっしりとこびりついていました。
飲んでみますと
濃厚な硫黄臭、濃厚な硫黄味に加え
塩味、ダシ味もした気がします。
硫黄成分が
豊富に溶け込んだ白濁湯。
写メではわかりにくいのですが、
湯の花もたくさん舞っていました。