二本木温泉 二本木の湯〈源泉はまるでサイダー!強烈泡付き炭酸泉!〉@長野県木曽郡木曽町新開 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。


さて、2016年11月3日文化の日の
長野県日帰り温泉レポも
いよいよ最後の温泉となりました。

少し時間に余裕がありましたので
帰り道によい温泉がないかと、
「まっとうな温泉」を元に検討し、

この日最後の9湯目に

急遽やって来ましたのは……

 

 




『二本木温泉 二本木の湯』です。

 

僕は勝手にこの温泉は

岐阜県だと思っていたのですが、

まだ長野県だったのですね(苦笑)。

 

 


入湯料は620円。

 

 




フロント前の売店から

浴場へと向かいます。

 

 


なるほど!

 

かなり人気のある温泉であることが

よくわかりますね!

 

 


やはり先客が数名……(苦笑)。

 

脱衣場の床が

畳敷きというのもめずらしいかな。

 

ちなみにロッカーなどはなく、

棚とカゴがあるだけです。

 

 


分析書のようなもの。

 

 


泉質:含二酸化炭素‐カルシウム‐炭酸水素塩冷鉱泉

    (弱酸性低張性冷鉱泉)

 

僕の大好きな炭酸泉です!

 

いや、僕は単純なので

炭酸泉が好きなんですよ(笑)。

 

また、pH値は不明ですが、

ここも弱酸性の温泉のようですね。

 

 


いわゆる

「循環併用かけ流し」

というやつです。

 

循環はしていますが、

新しい源泉も常に投入されており

捨て湯もされている方式です。

 

源泉温度が低いため加温あり、

消毒もされています。

 

『二本木の湯』は

町営の施設のようですので

消毒は仕方ないでしょうね。

 

また、浴槽のお湯は

7日ごとに入替をされているようです。

 

 


お客さんが浴槽からいなくなった

ほんの数秒の間に撮った

浴槽全体の写メ。

 

湯気で曇っているのは

ご容赦ください(苦笑)。

 

 


『二本木の湯』の色は

コーラのようだとか赤茶色だとか

表現されていまして

そのような色の画像も見たのですが、

この日はコーラや赤茶というよりも

もっと緑っぽい鶯色といいますか

笹濁りの色のように感じました。

 

温泉成分の鉄分は

空気に触れると酸化して

しだいに濃い赤褐色のお湯へと

変化していきます。

 

それがまだ

このような薄い色だということは

浴槽内のお湯がまだ新鮮だった、

ということなんでしょうかね?

(間違ってるかも知れないので、

信用しないように!笑)

 

 


しかしながら

浴槽の縁や浴室の床は

折出物でコテコテに

変色しています。

 

 


あ、アメニティの類も

完備されていますよ。

 

 


投入される源泉は無色透明です。

 

触ってみると冷たい!

 

どうやら投入されているのは

加温されていない

そのままの源泉のようです。

 

 


投入されたばかりの源泉は

湯面でプチプチと

炭酸の泡がはじけています!

 

 


お客さんが少なくなったところで

僕は「湯口ジジイ」と化し、

湯口を独占して

源泉を浴びるように入浴。

 

あ、「湯口ジジイ」とは

妖怪の類ではなくて(笑)、

だいたいどこの温泉にもいる

湯口をひとりで独占して

そこからぜんぜん動かない

ジジイのことです(苦笑)。

 

共同浴場なんかでは

湯口のすぐ横に

ぺたんと座り込み、

湯口に直接洗面器をあてがって

お湯を汲んだりします。

 

この「湯口ジジイ」と

「回数券ジジイ」とが

温泉巡りで写メを撮る際の

僕の天敵なんですよ!(爆)

 

でまあ、

湯口のそばで

新鮮な源泉を浴びていますと……

 

 




すぐさま全身泡まみれに!

 

強烈な泡付き!!!

 

こんなに泡が付くなんて

予想以上でしたので

僕はただシンプルに驚き、

めちゃめちゃうれしかった!(笑)

 

 


窓の外は美しい紅葉。

 

炭酸効果のせいか

ぬるめのお湯でも

身体の芯から

ポカポカあたたまる感じ。

 

この日の長野日帰り温泉旅行を

締めくくるにふさわしい、

記憶に残る素晴らしいお湯でした。

 

 


「あそこに源泉があるよ」

と教えられやって来ました。

 

 


源泉直飲み!!!(爆)

 

まるでサイダーのように

口の中で炭酸の泡がはじけます!

 

味は炭酸味と金属っぽいエグ味が

混じり合ったような感じでしたね。

 

これは間違いなく良泉だ!

 

僕の舌がそう確信しました。

 

 


美しい山々の紅葉に別れを告げ、

長野を後にすることにします。

 

 



ブルドーザーも赤い!(笑)

 

まもなく紅葉が終わり

除雪で活躍するその時を

静かに待っているのでしょうか。