え!風呂入るのに名前書くの? 小山田温泉 地域交流ホーム@三重県四日市市山田町 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。

さて、『天然温泉  ジャブ』さんを後にして、
次に予定している温泉へはわずか約5km。

順調に車を走らせていますと、遠目からでも
「ああ、あれだな」
とわかる建物が見えてきます。

そう、僕の次なる目的地はこの……



『小山田記念温泉病院』さんです!

って、それは嘘で……



『小山田記念温泉病院』さんに併設されている
『コミュニティーホールぴあ小山田』さんの中にある
『小山田温泉 地域交流ホーム』さんです。

この辺り少しややこしいのですが、
そうとしか言えません。



建物に入るとすぐ右側に受付があります。

病院の付帯施設、かつ、地元住民専用的な名前から
来るまでは閉鎖的な施設ではないかと心配していましたが、
ぜんぜんそんなことはなくて、
やたらと陽気なおばちゃんが出迎えてくれました(笑)。

おばちゃんに一般の入湯料500円を支払うと、
20円だったかな?下足ロッカーに履物を入れるよう指示されます。

大人しく従って履物を入れていると、突然おばちゃんが
「あー!名前!!!」
と叫びました。

「へっ、名前?」
わけがわからず聞き返すと、
「ここに名前書いてもらわんと!」
と、おばちゃん。

(串本だったか?確か和歌山にも
名前書かされるとこがあったような…)

いっそHTB君(ヘタレのつりばか君・仮名)の名前でも書こうか、
とも思いましたが、彼の名前は漢字がめんどくさいので(爆)、
素直に自分の名前を記入しました(笑)。

で、おばちゃんに言われた通り階段を下りていきますと…



飲泉所がありました。
何やらさびしげな風景を背景にキツネの、こりゃ何だ?
とにかくキツネのジオラマ(?)のようなものが配されています。

「陶魂とキツネたち」と書いてありますから、
陶器製のキツネなのかもしれませんが…
まったく意味がわかりません!(笑) 
何の説明もありません!!!(爆)
てか、病院の付帯施設で「魂」とかやめようよ(大爆)。

あ、温泉の味はクセがなく飲みやすいものでしたよ!



泉質はアルカリ性単純温泉。
泉温は56.7℃と高めのため、
季節によっては加水されているそうです。
もちろん加温はなし、消毒などもないように思われます。
pH値は8.8とアルカリ度が高めです。



ああ、この色…、かすかに漂うアブラ臭…。

これはまぎれもなく「モール泉」です。
ひとつ前の温泉記事でご紹介した『天然温泉 ジャブ』さんと
同じような感じのお湯ですね!
三重県のこの辺りにはモール泉が多いのでしょうか?

湯客は僕1人だけです。
病院の患者さんなども入られるのかと思いましたが、
病院内にはもっと立派な入浴設備があるそうで
皆さんそちらに行かれるみたいですね。

浴槽の中にはモール泉の特徴である
黒っぽい湯の花が舞っています。
浴槽に身を沈めてみますと…

あっ、あっつぅぅーーー!!!
なにこれ、熱っっつぅぅぅぅぅー!!!

えーい!と我慢して入っていると、
ツルツルとした浴感が気持ちいいです。

ですが……

とてもゆっくりと入っていられる温度ではありません。
まあ、僕が猫舌ならぬ猫肌(?)なのもありますが、
「季節により加水」とのことでしたのに
加水されていないのでしょうか?
まあ、その方が温泉成分が濃くていいのですが…。



浴槽に出たり入ったりを繰り返していましたので、
別アングルの写メも撮ってみました(笑)。

シャワーやカランが用意され、
ボディーソープが備え付けられています。
ボディーソープのみでシャンプーがないのが実に謎です!

お前らちゃんと身体を洗ってから浴槽に入れよ!
という、物言わぬメッセージなのでしょうか?



露天風呂もあるのですが、
よく見ると下の部分が内湯とつながっています。
湯質的には内湯に劣るに決まっていますので、
アホらしくて入りませんでした。

まあ何だ、とにかく少し熱めではありますが(笑)、
なかなか新鮮な感じのするお湯で、
浴感スベスベ、湯上りサッパリといった佳湯ですよ。

おすすめです。
お近くに来られた際は、ぜひどうぞ。