ハッチョウトンボを見ていたら、近くにいたおじさんがモートンイトトンボを教えてくれました。
準絶滅危惧種です。
近くにキイトトンボがいましたが、一回り小さくて3センチくらい。
オスはシッポ(正確には「腹部の先端」ですが)がオレンジ色をしている、とてもきれいです。
腹部が細く、うっかりよそ見をするとどこにいたかわからなくなるほど細くて華奢なトンボです。
これまでに何度も来ている場所なので、もしかしたら見ていたかも知れないけど、普通にイトトンボくらいに思って見逃していたのかもしれません。
おじさんに感謝です!
どこに入っても思うのですが、カメラを持って歩いていると知らない人とでもすんなり会話ができます。
「いいものあった?」とか「〇〇、もう見た?」とか「あっちにあったよ」などなど
隠したり独り占めしたりするのではなく、みんなで共有する感じで教え合って。
花や生き物はもちろん好きですが、そういうちょっとしたコミュニケーションのようなものがあると出かけるのが楽しくなるし、世界が広がるなあって思います。
メスは、全体的に緑色のようですが、今回は覚えたてのオスばかりに目がいってたのでメスを探す余裕はありませんでした。
リベンジを兼ねてまた行ってみないと、です。
人間の生活環境が変わることで生き物たちの生活も変化を余儀なくされています。
開発と環境保護の両立は簡単ではありませんが、
せめて、今いるところでこれからもこの姿を見られますように。