こんにちは
和泉市 よしの整骨院
スタッフの福留です
4月20日(土)に
シークレットセミナーを
開催させていただきました。
今回のテーマは
肘・前腕の効果的な使い方
まずは肘を使うメリット、デメリットを
教えていただきました。
肘を使うメリットは
- 広い面で一気にアプローチができる
- 指のような不用意な動きがでない
- 自分の指を守ることができる
- 刺激の調整がしにくい
- 多用すると肩、首を痛める
ポイントは前腕上部の広い面で
筋肉を捉えて大きく揺らし揉捏を行うこと。
例えるならバイオリンを弾くような
イメージの揺らし揉捏で、
ギターを弾くようなバチバチと
筋肉をはじく揉捏ではありません。
次に大殿筋を教えていただきました。
まずは大殿筋の解剖を確認し、
線維の方向をイメージします。
その大殿筋の線維を伸ばしていくように
肘から前腕上部でローリングをします。
前腕上部までの広い範囲を使うと
骨の嫌な痛みも出にくくなるので
しっかり乗った状態でローリングを行います。
練習でも思った以上に乗った状態で
ローリングをしても大丈夫でした。
次は脊柱を教えていただきました。
脊柱は長軸と横断の二種類を
使い分けながらアプローチします。
まずは長軸方向のアプローチから。
棘突起の際に前腕上部の広い面をセットし
最内側の多裂筋を長軸方向に揉捏します。
このときのポイントは皮膚筋膜の
可動性を考えて揉捏を行うこと。
ダイナミックに揉捏を行いたいですが、
無理に長軸へ伸ばそうとすると
皮膚の痛みを伴います。
イメージは皮膚筋膜の可動の7~8割で
揉捏すると皮膚の痛みもなくアプローチできます。
次に横断方向へのアプローチです。
同じように棘突起の際に肘をセットしますが、
先ほどより肘頭に近い部分を使います。
ただし勘違いをしてほしくないのが
肘頭に近いところを使うのは、
深層の多裂筋は母指で効かせることが
できないからではありません。
初めに説明した肘を使うメリットが
存分に発揮される場所だからです。
肘で多裂筋を捉えたら横断方向に
揉捏をしていきます。
揉捏の際は、腰椎部はデリケートなので
グーと乗りすぎないことと
胸椎部は骨の痛みに注意が必要でした。
実際に施術を受けてみると
肘を使っているのに、
まるで指のような感覚で肘でグイグイ
されている感覚はありませんでした。
今回は肘だけの内容でしたが、
どれも即戦力で使える内容でした。
しかしまだまだ肘の感覚が未熟なので
練習を重ねて肘の感覚を養っていきます!
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