こんにちは
和泉市 よしの整骨院
スタッフの福留です
６月１８日（土）に
シークレットセミナーを
開催させていただきました。
今回のテーマは
頚肩部アドバンステクニック
今回は以前に行った
「ストレートネックのロックを外す」の
続編にあたる内容でした。
まずは半棘筋のアプローチから。
半棘筋のアプローチで大切なのは
緩む感覚をつかむこと。
閾値を考えずゴリゴリ入っても
筋肉は緩みません。
その人にあった筋肉が緩む
適刺激を入力する必要があります。
むち打ちのような閾値が低い人は、
特にこの感覚が重要です。
半棘筋は胸椎６番から施術を行います。
ポイントは棘突起の際にある糸のような
プチプチとした線維を狙うこと。
中でも頚椎５・６・７番の際は
プチプチした糸のような線維が多く、
関連痛も出やすい重要なポイントです。
ここは治療の際に抜けやすい
ところでもあるので気をつけましょう。
また頚胸移行部は手の使い方が
非常に難しいです。
頚椎の傾斜や立ち位置なども
考えて施術を行いましょう。
またストレートネックのロックを
外したいという人には、
胸椎に対してモビライゼーションを
かけるように施術を行います。
そうすることで頚部のロックを
外していきます。
施術後は頚部の後屈が
かなり楽になっていました。
次に肩甲挙筋を練習していきました。
肩甲挙筋は解剖を理解しておきましょう。
なぜなら捻じれた構造を
しているからです。
つまり場所によってベクトルの方向、
手の使い方が変わるんです。
解剖を確認して、構造を理解しましょう！
続けて菱形筋上部、僧帽筋上部と
肩甲挙筋の起始部まで続けて
施術を行いました。
これらはプロフェッショナルコースでは
やったことのない内容でした。
これらもポイントは解剖を理解すること。
筋肉を外側の末梢方向へ揉捏していきます。
筋肉の走行を理解していると
どの方向へ揉捏するのか分かるはずです。
この施術を受けてから
頚部の可動域を確認すると
さらに動きが良くなっていました。
最後に頚部のストレッチを
練習していきました。
施術後は最後に必ず
ストレッチを行います。
ストレッチをする理由として
・リバウンドの緩和
・筋長の調整
などがあります。
簡単に見えますが、テクニックが
必要な内容でした。
どこを固定すればいいのか
どの方向に伸ばすのか
どこに頭を乗せるのか
など
意識するポイントが非常に多いです。
今回は半棘筋へのアプローチの幅が
一気に広がりました。
棘突起の際を入ったり
禁忌だった筋溝を狙ったり
色々な方向から半棘筋を捉えたり
など書き出すとキリがないです。
中でも半棘筋が緩む感覚を
つかむことが非常に難しかったです。
なのでなかなか難しく習得には
時間がかかりそうです。
しかし頚部の症状を改善させるには
効果的な内容なので、
何度も練習して自分のものにできる
ように頑張ります！
N様いつもありがとうございます。
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