部活でも習い事でも趣味でも、新しく何かを始めた時は、よほどの天才でない限り、まずはとにかく地味~な基礎練習が必要になることが多いと思いますが、、、
苦手なところを出来るようになるまでコツコツ努力するタイプもいれば、
好きな箇所から重点的に練習するタイプ、、、
様々だと思います。
近所に住んでいる元気で明るい可愛い女の子。
小さな時から見ているので、子供の成長の早さに驚かされることばかりなのですが・・・
そんな彼女が2年ほど前から「クラリネット」に興味を持ったようで、
時々練習しているのが聞こえてきます。
こう言ってはなんですが・・・
それほど・・・練習熱心というわけではないようで・・・
たまにお休みの日に聞こえてくるくらいなのですが、
練習時間もそれほど長いとは言えず・・・
毎回違う曲で、
1フレーズを2〜3回繰り返して、
2〜3曲
くらい練習する・・・
ので、
「同じ曲を何度も繰り返し練習したほうが上手くなるんじゃ・・・?」
なんていう、おせっかいも甚だしい大人の勝手な思いは置いておくとしまして、
つまり、そのたびに「うわ、すごい上達してる!」
・・・とまでは感じられないといいますか・・・💦
けれどですね、やはり、そうはいっても2年近く、
時々でも練習していると、
ちゃんと何の曲を演奏しているかはわかってくるようになるわけです。
それこそ最初のころは、
最後まで曲当てクイズ!みたいな感じでしたが、
今はだいたい、出だしからちょっとすると何の曲かはわかってくるようになりました♪
(1フレーズ限定なので難しい時もありですが💦)
精度は置いておくとして、毎回違う曲を演奏してくれるので、
こちらとしても
「あ、好きな曲!」とか
「お、懐かしのあの曲!」とか
楽しい時間を過ごさせてもらっています♪
そんな、毎回違う曲を練習する彼女が、
1曲だけ何度も弾く曲があります。
毎回絶対というわけではないのですが、
他の曲に比べてリピート率が格段に高く、
そして、この曲を演奏するのは
(これは必ずといってよいほど)練習の最後です。
ですので、この曲が流れると
「あ、今日の練習は終わりなんだな」とわかります。
2年近く聞き続けて発見した法則
好きなのかなぁ~?
弾きやすいのかなぁ~?
課題曲だったりするのかなぁ~?
と、いろいろ想像しているのですが、、、、
私自身が聴いていて感じるのは、
「他の曲より弾いていて楽しそうだな」
ということ。
先日のラインナップはこうでした。
「アイドル/YOASOBI」
(最近のヒット曲ねぇ~)
からの
「キセキ/GReeeen 」
(うんうん、流行ったもんねぇ~)
からの
「残酷な天使のテーゼ/高橋洋子」
(世代を超えて・・・愛されてるのねぇ~)
からの~~~
「トリを飾るアノ曲」がやってきました。
自信があるからか、
他の曲は1フレーズくらいの長さに対して、
なんと「通し」で演奏してくれます。
それは、楽しげで、淀みなく、
他の曲よりも一段階強いタッチで、
どこか誇らしげな調子で周囲に響き渡ります。
その曲は、
笑点 のテーマ
チャンチャラ チャラチャチャ チャンチャンッ!
~ (^^♪ ~ ♪ ~ ♪ ~
チャララ~、チャララン!!
彼女のこのセンスが大好きです。
今日もお疲れ様!明日も頑張ろう!
って思えます。
そうですね・・・
やっぱり、楽しいと思えることをコツコツ・・・が、
一番速く上手くなる・・・のかもしれません
●吉祥寺 このはな咲や●