7/2 predia の赤坂BLITZ ワンマンに
行ってきた。



かつて predia は、
無謀とも言える
身の丈に合わない
大きな箱に挑戦し、
敗れ、傷付いて来た。


新宿BLAZE
渋谷AX
恵比寿ガーデンルーム
鶯谷キネマ倶楽部
Zepp Tokyo


挑戦するのは良い。
ただ、何の仕掛けも無しで、
倍増などあり得ないし、
それが出来るなら、
こんなに苦しんで来なかった筈だ。


沢口けいこの
ヨナ×ヨナ効果などもあって、
700~800人は計算出来る
グループになった。


赤坂BLITZ
挑戦する箱としては、
身の丈に合った箱だと思う。


VIP席などという
集客を諦め、
収益確保の施策を取らず、
正攻法で挑んだのも好感が持てる。


スタンディング、撮影可能席の
有料客900人、
関係者など
招待客100人、
合わせて1,000人が、
今回の
目標値だったのではないかと思う。
「完売」となったが、
それほど圧迫感はなかった。

(Overture)
ヌーベルキュイジーヌ
Tokyo Love Affair
夜想曲~赤い残り香の誘い~
ギリラブ (PQ:沢口けいこ)
Dream of Love

MC

美しき孤独たち
~please please
~シルキーレイン

子役芝居 衣装替え

you slipped away
刹那の夜の中で

MC

願い
Voyage

MC

サテンドールは語らない
BOROBORO~この愛はボロボロになる運命なのか~
Going to Ride
Melty Snow
禁断のマスカレード
Paradise

EC

壊れた愛の果てに

MC

ふたり記念日

WEC

The Call


オープニングでは
ランプを持った2人の子供が登場。
幕が開くと其所には10体の人形。
曲調が変わるのを合図に
人形たちが踊り出す。。。


このツアーで終始やってきた演出。
子役を使って、
おとぎ話の始まりのような世界観を
より明確に表現してきた。


これに連なる最初の曲が
「ヌーベルキュイジーヌ」なのは、
???と思わないでもなかったけど、
音的な繋がりは悪くなかった。


で、次が「Tokyo Love Affair」。
また???。
好きな曲だけど。。。


柏でも高崎でも感じたことだけど、
今回のツアーの曲の繋ぎ方、
テーマやストーリー性ではなく、
何を基準に並べたのだろう?


中盤、久しぶりのインディーズ曲、
「please please」と
「シルキーレイン」。


この後、再び子役の2人が出て来て、
幼い恋の物語を演じる間に
刹那衣装に着替え。


ワンモアへの振りかな?
と思って見ていたら、
全員出て来て
「you slipped away」。


「願い」と
「Voyage」は、
メッセージ性を感じた。
赤坂BLITZを埋める迄のこれまでと、
埋めたこの後の決意のようなもの。
「願い」の途中で、
汗なのか涙なのか、
あかねが目頭拭う場面があって・・・


本編の最後は「Paradise」。
新しいエンディング曲として、
良い曲だなと思う。


アンコールは、
「壊れた愛の果てに」
「ふたり記念日」


ダブルアンコール発動し、
最後は「The Call」で、
フロアが最高潮に揺れてエンド。


新曲リリース決定と
7周年ツアー決定の告知もあり、
北海道札幌が増え、7ヵ所に。


7周年記念日の11/23に
新しくなった日本青年館。
身の丈に合った箱。


今回、300番近いチケ番だったけど、
運良く女性専用エリアの後方2列目で
観ることが出来て、
ステージもかなり高くて
視界良好だったけど、
この規模でスタンディングは、
そろそろ勘弁して欲しいな。。。


predia のワンマンに行くと、
アドレナリン全開で
眠れないことが多かったのだけど、
今回は、不思議と冷静。
いや、良かったと思いますよ。
でも何故だかそれほど昂らなかった。


家に帰り、
ニコ生のタイムシフトで見返して、
ここはこうなっていたのか。。。
など確認しながら、2回ほど再生。


せっかく
演劇風の演出を入れたなら、
自己紹介と告知以外の
MCを全部廃して、
最後まで世界観を貫いてみても
面白かったんじゃないかな?


ツアー全体を通して、
ワインや食事メニューに見立てた
セトリは、
少し???と思う部分もあったり。。


肉料理の後にスープとか、
デザートの後にサラダとか、
そんなチグハグさは
否めない感じがして。。。


この先どうするのかな?
人も増えたし、
売れてきたのは嬉しいけれど、
少しずつ
自分が思い描いていた方向とは、
離れていってる感じがして、
寂しさもある。。。


それが彼女たちの目指す方向で、
自分がそれに寄り添うことが
出来なくなったのなら、
それはそれで
仕方ないことなのかも知れませんね。


ただ
彼女たちの成功は、
心から願っています。
どんな形になったとしても。。