2.5次元が苦手である。

子供の頃から、
「少年ジャンプ」
「少年マガジン」
「少年サンデー」
といったマンガ雑誌に縁がなかった。


まぁ、お小遣い少なかったし、
面白そうなマンガは、
後で単行本になってから
読めばいいと思っていた。
(お目当てのグループのために対バンイベント行かないのに通じてる。笑)


別にマンガ嫌いじゃないけど、
そんなに好きでもない。


『のらくろ』
『意地悪ばあさん』🔷
『うしろの百太郎』
『漂流教室』🔷
『キャンディ・キャンディ』
『エースをねらえ!』🔷
『ベルサイユのばら』🔷


単行本で
全巻読んだ記憶があるのは
これくらいかな。。。

🔷は、ドラマや映画など、
実写化、舞台化された作品。


正直、
原作マンガより良かったのは、
青島幸夫が演じた
『意地悪ばあさん』くらいで、
あとは、
成功したもの無い気がする。


上戸彩は可愛かったけど、
岡ひろみのイメージではなかった。


宝塚の『ベルサイユのばら』などは、
まるで別のお話のようだったし。。。


マンガはマンガで良い。
アニメはアニメで良い。
そう思う。


テレビドラマも演劇界も
マンガ、アニメの
実写化、舞台化が花盛り。


作家、脚本家が
枯渇してるのだろうか?


映像と違って編集の効かない
2.5次元と呼ばれる舞台化では、
なかなか原作マンガ、原作アニメを
越える作品が少ない。


特にアニメの舞台化では、
声優さんが作ったキャラクター、
映像作家が作った世界観の、
「再現性」に腐心した作品が多い。


いかに原作を忠実に再現出来るか?
いかに原作に近付けるか?


衣装、かつら、メイク、
とても生身の人間とは
思えないような作り込み。


役者さんの演技力、表現力は、
もっぱら「真似る」ために使われる。
「個性」「自分らしさ」を出せば、
たちまち原作ファンから叩かれる。


やはりお芝居、舞台は、
ストレート舞台が良い。


役者さんの技量、上手さが
発揮される舞台は、
見応えがあるし、感動も大きい。


ただ、
役者さんの技量が問われる
ストレート舞台では、
その命とも思える演技力よりも、
集客力、動員力の方が
問われるのだそうだ。


皮肉な話だ。


大好きな女優さんの
2.5次元舞台が始まった。


原作は読んだことないが、
ハチャメチャ、ドタバタ、
ナンセンスギャグ満載の
コメディマンガが原作らしい。


チケットはいいお値段だ。


たぶん行かない。
I'm sorry.